アイルオブキャッツ:レビュー&ルール

ボードゲーム

はじめに

こんにちは、りんご飴です。

皆さんは猫がたくさんいる島へ行ったことがありますか? 数年前に愛媛県の青島という所が話題になりましたね。猫が島の人よりも多くいて、人懐っこい猫がお出迎えをしてくれる猫好きの人には夢の島ですね笑

そんな猫島に魔の手が迫ったらどうしますか? 私なら島中の猫たちを集めて捕獲してお持ち帰りして大事に育てて毎日モフモフ生活を楽しみます! (どっちが魔の手やら)

多頭飼育も問題になっていますが、できるだけ救える命は救わないといけませんね。

今回ご紹介するゲームは、「アイルオブキャッツ」という猫や宝物を自分の船に積み込んで、島に来る魔の手から救出をすると言うコンセプトのゲームです!

可愛い猫がたくさん出てきますが、犬好きや他の動物が好きな方でも十分に楽しめるゲームです!

ゲームの概要

「猫乃島(アイルオブキャッツ)」と呼ばれる古代の猫たちが住む島に、「魔の手」の異名を持つヴェッシュという軍勢が攻めてきました。

プレイヤーは探検家として島を歩き、猫たちを捕獲し古代の宝を見つけ、自分の船に多く積んで救出をします。

ゲームは5ラウンドで終了します。各ラウンドではゲーム内の通貨となる魚を釣り、カードをドラフトし、課題の読み上げ、猫の救出の順番決め、宝の獲得などを行います。

個人ボードである船に猫や宝を積みます。船には上手く埋めないと失点になってしまう区画があるのでパズル要素が濃く、ジレンマが半端ないです笑

得点源となる課題カードは主に毎ラウンドのドラフトで決めるので、自分で得点方法をカスタマイズできるのは面白い仕様です。

ゲーム内では魚が通貨となり、毎ラウンド初めに20魚をもらえますが、カードの購入や猫を獲得するときに支払うのでリソース管理も大切です。

ルールは比較的に簡単ですが、専門用語が多かったりするのでインストは少し難しいかなと思います。

ゲーム名 アイル・オブ・キャッツ
プレイ時間 60〜90分
プレイ人数 2〜4人
対象年齢 12歳以上
ジャンル ドラフト、リソース管理、タイル配置
ゲームデザイナー フランク・ウェスト
販売時期 2020年12月(日本語版)
販売元 アークライト

開封

せっかくなので開封の儀をまとめてみました!

このゲームの箱は大きく、テラフォと比べると一目瞭然です。高さは約10㎝ほどです。

内容物はカード類や猫・宝物タイル、布袋、船ボード、島ボード、猫コマやトークン、得点シートなどがあります。猫タイルの型抜きが大変でした笑

全ての猫タイルを型抜きしました。各猫タイルは同じ枚数・同じ形で絵柄だけが異なります。

どのニャンコにも箱横に説明があり、推しニャンコを見つけるのも楽しみの1つだと思っています笑

上箱の裏には「ゲーム中は猫をこの中に」などと言ったユーモアのある工夫があります!

猫を飼っている人は是非ともこの中に猫を入れてみましょう! もちろん、無理矢理ではなく入ってくれるのを待ち、大人しく入ってくれたらチュールのご褒美も用意しましょう!

ゲームの準備

画像は2人プレイの準備です。

1.赤い猫のアイコンがある面を表にして島ボードを中央に置きます。下にラウンド表があるので「ヴェッシュの船」と言うラウンドマーカーを5の所に配置します。

2.島ボードの下側にプレイ人数に応じたノーマル宝物タイルを並べます。両脇にもプレイ人数に応じた猫タイルを布袋からランダムで取り出して並べます。この時、レア宝物タイルが出てきたらノーマル宝物タイルの脇に置いておきます。

プレイ人数 ノーマル宝物タイル 猫タイル
1人プレイ 各5枚ずつ
2人プレイ 各5枚ずつ 4枚ずつ(計8枚)
3人プレイ 各8枚ずつ 6枚ずつ(計12枚)
4人プレイ 各11枚ずつ 8枚ずつ(計16枚)

島ボードを正面から見て左側の猫は3魚右側は5魚のコストを支払います。

最後に宝タイルの下にオシャックスタイルを6枚全て並べます。

3.各プレイヤーはランダムで順番を決め、船ボードと猫コマを選びます。選んだ猫コマは島ボードの上部の足跡へスタートプレイヤーから順に上から配置します。

4.発見カードを7枚ずつ分けて各プレイヤーに配ります。残った山札は脇に置きます。

船ボードの区画

船ボードには区画があります。ゲーム終了時にその区画を完全に埋めていないと1区画−5の失点になります。

区画は7箇所あり、シンボルのある所が失点の対象となります。

左からオウム・三日月・かじったリンゴ・三日月・麦・オウム、シンボルがない所は埋めても埋めなくても特に意味はありません。

ネズミも失点となり、埋めていないと−1点です。

埋めるのは猫タイルでも宝物タイルでも大丈夫です。

ゲームの流れ

フェイズ1:釣り

各ラウンドの初めにプレイヤーは全員20魚をストックから受け取ります。

フェイズ2:探検

親プレイヤーは発見カードの山札から7枚の山を作りプレイヤーに配ります。

全プレイヤーは配られた7枚のカードの中から2枚を選んで裏向きのまま伏せます。その後残った5枚を左隣に渡して、新しく受け取った5枚の中からまた2枚を選びます。

次は3枚を渡し、受け取った3枚から2枚選んで、最後の1枚を回して計7枚が手元にあります。

その7枚の内から自分が使用したいカードを選んでコストを支払います。

カードの左上に書かれた数値分のコストを支払って、使用しないカードは捨て札にします。

※ カードの支払いは非公開で行います。

フェイズ3:課題の読み上げ

課題カードには2種類あり、左下で確認できます。

「課題」は自分だけに得点が入る効果で、「共通課題」はプレイヤー全員に得点が入ります。アルファベットはモジュールとなっていて、書かれていない基本の課題と組み合わせて遊ぶことができます。

手札の中に課題カードがあれば自分の前に伏せて置きます。

共有課題カードがあれば必ずそのラウンドで公開しなくてはいけません。(カードの持ち越しは不可。序盤に入手して最終ラウンドで公開などはできません)

色の指定があれば、公開したプレイヤーが任意の色を宣言して、その色の猫コマを共通課題カードの上に乗せます。そのカードは選んだ色の効果となります。

フェイズ4:猫の救出

手札からこのラウンドで使用したい救出カードを選んで自分の前に伏せ、全員が揃ったら一斉に公開します。使用しない救出カードは次のラウンドまで持ち越せます。

救出カードに描かれているブーツの数字を合計し、一番大きいプレイヤーから島ボードに置かれた手番順用の猫コマを上に並べ替えます。同数のプレイヤーがいたら、そのままの位置になります。

バスケットは最初に配られた1枚のタイルと、救出カードに描かれたバスケット・壊れたバスケットの3種類を使用します。猫1匹に対してバスケットを1つ使用します。壊れたバスケットは2枚で1つのバスケットになります。

カードを使用するなら捨て札に、タイルを使用するなら裏返しにして、島ボードの左右どちらから選んでコストを支払い猫を救出します。

猫タイルは獲得したらすぐに自分の船ボードに配置します。一番最初に配置するなら船の好きなところから配置できますが、2回目以降はすでに置かれているタイルと最低1辺は隣接して置かなければいけません。

猫タイルを配置した時に同じ色の地図マーク上に置くことができたら、ボーナスとして任意のノーマル宝物タイルを1枚獲得し、すぐに配置することができます。

フェイズ5:希少な拾い物

各プレイヤーは救出の時と同様の手番順で、手札の宝物カードかオシャックスカードを使用します。 この時も使用せずにカードを持ち越すことができます。

手番ごとに使用することにしたカードを1枚公開して、効果を実行します。

全員がパスをしたら次のラウンドへ移ります。

オシャックスカードを使用してタイルを獲得したら、すぐに船ボードに配置します。オシャックスにはバスケットは使いません。

オシャックスタイルは任意の色になれるので、どのファミリーに付くか選択して配置します。

配置したら何色か分かるようにその色の猫コマをタイルの上に置きます。

ラウンドの終了

フェイズ5が終了したらラウンドが終了します。

島ボードの両サイドの猫タイルを全て捨てます。ノーマル・レア宝物タイル、オシャックスタイルはそのまま残します。

ラウンドマーカーの船を1マス進めます。

全プレイヤーは裏返しになっているバスケットタイルを表にします。

ゲームの終了・得点計算

5ラウンド目が終了したら、ゲームの終了となります。

自分の前に伏せた課題カードを公開して、得点計算をします。

画像の得点計算をすると、

ファミリーは青ネコが4匹で11点、黄色と赤が3匹で8点ずつ、紫は2匹なのでカウントせず、緑が5匹で15点の合計42点。

課題カードを左から計算すると、9点・12点・0点・7点・8点・6点となり、レア宝物の基礎の3点を加えて合計すると54点。

失点はネズミが1匹と埋められなかった区画が2箇所で11点。

総合85点となります。

スリーブ

カードのサイズは88×63mmで枚数は219枚あります。

このサイズに合うスリーブは「ホビーベース  TCGハード」がぴったりです。

50枚入りなので全てを入れるには5袋必要です。

感想

ゲームのコンセプトが猫達を魔の手から救うと言った結構恐ろしい設定ですが、猫タイルやカードの絵柄が可愛く、そのギャップが魅力の1つだと感じます。

ゲーム性としてはパズル要素・リソース管理・手札管理などのメカニクスが組み合わさり、程よい難易度となっています。

説明書がやや複雑で最初に読むときは苦労しますが、プレイしてみると割と簡単で初心者でも十分に楽しめます。

得点方法である課題カードをカスタマイズでき、パズル要素も相まってかなり頭を使います笑 手札を増やすにはそれなりにコストもかかり、猫を救出するのにもコストを要するのでリソース管理も重要です。

ドラフトの支払いが非公開なのでお魚をちょろまかしたり、共通課題を序盤に持っているにも関わらず最終ラウンドに読み上げる、などと言った不正もできてしまう恐れがあります。常識的で良心的なプレイヤーならそんなことをするとは思えませんが、トリテと同じようにゲームバランスが崩れる恐れもあるので注意しましょう。

ソロプレイの要素もあり、プレイヤーの姉という仮想敵を相手に戦います。ルールも大きく変わる訳ではないので練習相手にはちょうどいいです。こちらのプレイ記事もいつかまとめてみます!

おわりに

「アイルオブキャッツ」いかがでしたか?

見た目とは裏腹に悩ましい要素が多く、他プレイヤーとのタイル争奪戦やドラフトといったバチバチするものがあります笑

ですが、ルールは比較的に簡単でリプレイ性も高いゲームなので初心者でもゲーマーでも十分に楽しめるゲームだと思います!

また、日本語版は未定ですが拡張の要素もあり、プレイ人数が5・6人まで遊ぶことができるそうです。

箱の大きさと値段はやや高めですが、長く遊べて見た目も楽しめる良作猫ゲーでありますので、是非遊んでみて下さい!

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