はじめに
こんにちは、りんご飴です。
今回ご紹介したいボードゲームはこちら、

箱を撮りたかったのですが別の場所に保管してあるので、普段使いしているポーチですいません。
「宝石の煌めき(splendor)」をご紹介します。
概要
宝石の煌きではプレイヤーは宝石商人となり、鉱山から資源を築き職人を雇って、地位や名声(勝利点)を獲得していくゲームとなっています。
2014年のドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた人気の高い作品で、初心者でも遊びやすく、2020年現在でもよく遊ばれるゲームだと思います。
シンプルなルールとゲームが進んでいくうちに自分の思い通りにマーケットが展開するような、拡大再生産を楽しめるゲームシステムです。
ゲーム名 | 宝石の煌めき(splendor) |
対象年齢 | 10歳以上 |
プレイ人数 | 1〜4人 |
プレイ時間 | 30分 |
ジャンル | 拡大再生産 |
デザイナー | マーク・アンドレ |
販売時期 | 2014年 |
販売元 | ホビージャパン |
内容物
- 説明書:1冊 (画像にはありませんが)
- 宝石チップ:40枚(黒、白、赤、緑、青は各7枚。特殊トークンの黄色は5枚)
- 宝石カード:90枚(ランク1は40枚、ランク2は30枚、ランク3は20枚、)
- 貴族タイル:10枚
宝石チップ

宝石チップは少し重めの作りになっており、カジノで使われるような本格的なチップで、質感が良くゲームの臨場感が高まります。
ゲーム上では通貨として扱われ、これらを使って得点カードを購入していきます。
黄色の特殊チップはいわゆるワイルド扱いで、どのチップの色にも扱えます。
宝石カード

宝石カードは宝石チップを使って購入します。
カードの左上に白い文字で描かれた数字が得点となり、左下の色が付いた丸が購入に必要な宝石チップになります。
右上の宝石マークは、宝石チップの代わりとなるボーナスです。
画像は例なのですが、この緑のカードを獲得したいとするなら、白は3枚持っているので支払いはなし、赤は2枚とチップ1つ、緑はチップ2つで購入できます。
※獲得した宝石カードを捨てたりする必要はないです。所持していればずっとその分の色が割引されます。
貴族タイル

貴族タイルは宝石チップで購入はできず、タイルに記された宝石カードの色や枚数を所持したターンの終了時に獲得できます。
※複数のタイルを獲得できる場合なら、ターンを分けて獲得する。
準備

準備はいたってシンプルで、
- 場に宝石カードのサプライを作ります。
各ランクの行を作り、山札から4枚引き、場に並べます。 - 宝石チップはサプライの脇に置いときます。
- 貴族タイルはその時のゲームの人数+1枚並べます。
ゲームの流れ
親を決め、親プレイヤーから時計回りに各プレイヤーは手番を迎えます。
各プレイヤーが自分の手番にできる行動は3種類あり、そのうちの1つを選択します。
- 宝石チップの獲得
宝石チップを獲得するときは、3色を1枚ずつ取るか、1色を2枚取りをするかの2択です。
ただ、1色2枚取りをする場合はその色のチップが4枚以上ないとできません。
また、黄色の特殊チップは通常の購入はできません。
※宝石チップは10枚までしか所持できません。10枚以上になる場合は手持ちのと交換可能。 - 宝石カードの購入
手持ちのチップを使って場に並べられたカードか、山札の上のカードか、予約しているカードを購入できます。
購入したカードは自分の前に並べ、チップは山に返します。 - 予約カードと特殊チップの獲得
場に出ているカードの内から1枚選び、黄色の特殊チップ1枚とともに獲得できます。
予約(確保)したカードは自分しか購入できず、自分の場の脇においておく。
黄色の特殊チップはワイルド扱いなので、購入時どの色にでも代用できます。
※この黄色チップも通常のチップの枚数制限に含みます。

自分の手番に上記のうちから1つを行動したら、次のプレイヤーの手番に移ります。
ゲームの終了と勝敗
ゲームの終了は「誰かが15点獲得」した時のラウンドで終了します。
15点に到達したプレイヤーから1周し、最後の人の手番が終わった時に得点が高い人の勝利です。
もし、この時点で同点のプレイヤーがいた場合は、購入したカードの枚数が最も少ない方の勝利です。
※ちなみに私の友人同士で遊んだ時のローカルルールでは、15点以上にプレイヤーが複数現れたら、その人達だけで「20点」を目指したサドンデスを繰り広げてました(笑)
おわりに
宝石の煌めきはシンプルなルールと簡単なセッティングでゲームを始められ、初心者でも充分に楽しめるゲームです。
良い点と悪い点をあげるなら、
- 良い点
ルールがシンプルで初心者でも気軽にできる
ゲームが進むにつれて行動が増えるのが楽しい
慣れてくるとゲームを早く終え、2回戦目に入りやすい(リピート率が高い)
収納しやすい(笑) - 悪い点
場のカードは運要素があり、予約カードや宝石チップの獲得に関しては早い者勝ちなので、思うように行かない場面がある(これは仕方ない)
宝石チップがちょっと重い(笑)
私ごとですが、上の方に貼った画像のようにポーチ1つに収まるくらいで、実はこの中に拡張版も収納してあります。(ちなみにポーチはダイソーで¥330で買いました)
拡張版を導入するとゲーム性も広がり、通常のプレイとは違った楽しみ方ができます。
こちらもいずれ記事にしたいと思っています。
最後までご覧いただきありがとうございます。
コメント