スペースゲート・オデッセイ:開封&レビュー

ボードゲーム

はじめに

こんにちは、りんご飴です。

皆さん、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』はご存知でしょうか?

マーベルヒーローの作品の中では異色を放つ作品で、ストーリーも使用される音楽も素晴らしく、多くのマーベル作品を知る上では重要な作品でもあります。

と、個人的な映画推しはこの辺にして、今回ご紹介するのはそんな宇宙を舞台にした、「スペースゲート・オデッセイ」という惑星への開拓や、宇宙基地での活動をコンセプトにした作品をご紹介します!

このゲームに関しては、宇宙系のゲームは3つほど所有していまして、また増やすのもなんだかなーって思っていたのですが、色々と調べたりするうちに気になって、ある日思い立ったようにAmazonでポチってしまったボードゲームです。

容量は多く、プレイ時間も長いので初めてやるには大変かと思いますが、一度やって慣れると次はどの惑星を効率よく開拓しようかなって思えるくらいリプレイ率が高いゲームです!

ボリュームが多く、開封もしますのでいつもより長くなると思いますが、最後までご覧いただけると幸いです。

概要

まず、このゲームの目的としては、効率の良い宇宙ステーションを建造して、自分のボードの入植者たちを惑星へと送り込み、中央政府への影響力を高めることです。

ゲームの終了時に最も多くの影響力を集めたプレイヤーの勝利となります。

ゲーム名 スペースゲート・オデッセイ
プレイ人数 2〜4人
プレイ時間 90分
対象年齢 12際以上
ジャンル ワーカープレイスメント
デザイナー セドリック・ルフェーブル
販売時期 2020年3月
販売元 アークライト

開封

遠くにある宇宙基地を眺める入植者たち。

新たな惑星は探究心と危険を孕んだ未知な世界で無事に開拓できるのか。

そして「ワープゲート」と言うSFロマン笑

ワクワクさせられる絵の表紙ですね。

箱裏はこんな感じです。宇宙ステーションを建造したり、入植者を惑星に送りこめと言ったキャッチフレーズがSF感満載でワクワクします。

箱を開けて中身を出すと、たくさんのパーツが付いたボードがあり、あとは説明書とプレイヤートークンが小分けの袋に入れられています。最初から分けていてくれるのは助かります。

こちらは後述するモジュールを置く作業場です。

最初は型枠から外して組み立てる必要があります。説明書に書かれた通りに組み立てれば失敗はしないのですが、色んな方向からパーツを差し込むので上手く嵌らなかったりして無理に力を入れてしまうと変形してしまうので注意です。

こちらはアクションスタンドと言うプレイヤーの行動を決めるための台座のパーツです。

こちらは組み立て方などは説明書に書いてなかったので、絵を見て組み立てるのかと思います。

上辺が色ごとに分かれていて両脇に脚になるパーツを差し込みます。

組み立てた台座はオデッセイボードの上に置き、軽く嵌め込める穴に入れます。

全部開けて組み立ててみました。画面に収まりきらないほどのコンポーネントです笑

内容物

  • オデッセイボード:1枚
  • アクションスタンド:5個
  • 中枢系外惑星ボード(ホーキング):1枚
  • 優勢分野トークン:5個
  • 系外惑星ボード:8枚
  • スペースゲート:3基
  • 開始時モジュール(白):4枚
  • スペースゲート・モジュール:36枚(野生生物・浄水・エネルギーが各12枚ずつ)
  • オデッセイ・モジュール:27枚(野生生物・浄水・エネルギーが各9枚ずつ)
  • エアロック・モジュール:18枚(野生生物・浄水・エネルギーが各6枚ずつ)
  • 作業場:1基
  • 再配置トークン:4個
  • 入植者コマ:36体(各4色)
  • ロボットコマ:5体(各4色)
  • 技師コマ:7体(各4色)
  • 技師長用スーツコマ:4着(各4色)
  • 説明書:1冊

プレイヤーコマです。4色ありどれも透明です。技師スーツは技師コマに嵌められるようになってます。

今回は100均のセリアの4個セットのタッパが上手くコマ入れに使えました。

こちらは組み立てた作業場です。

スペースゲートです。こちらを惑星に置き、対応するアイコンのところへ入植者を送り込みます。

系外惑星です。8種類あり、20世紀の優秀な科学者の名前が付けられています。

右上にプレイ人数が記されているので、人数に応じて使い分けます。

各惑星ごとに個別の入植完了条件があります。

ゲームの準備

1.中央にホーキングを設置します。

2.惑星ボードをランダムに3枚選択して、ホーキングの近くに並べます。その後スペースゲートをランダムで惑星ボードの上に置きます。

3.惑星をさらに2枚ランダムで選んで、先の3枚の近くに置きます。

4.アクションスタンドをはめ込んだオデッセイボードを惑星の脇に置きます。

5.プレイヤーは4色の中から1色を選び、その色のコマを52個すべて受け取ります。各プレイヤーはオデッセイボードの「浄水」「エネルギー」「野生生物」の上に技師コマを1つずつ置き、スーツを着せた技師長を新モジュール管理室へ置きます。

6.優勢分野トークンをホーキングに「浄水」「野生生物」「エネルギー」「均衡」「虚無」の順番におきます。

7.各プレイヤーはホーキング上の影響力表の「0」に入植者コマを1つ置きます。

8.モジュールタイルをタイプ・分野ごとに分けて、未作動の面を上向きにしてそれぞれシャッフルします。それらを各山ごとに作業場へ置きます。

9.各プレイヤーは「開始時モジュール」を1つ受け取り自分の前に配置します。その上に入植者コマを5個配置します。

10.適当な方法で順番を決め、スタートプレイヤーを決めます。

11.スタートプレイヤーから時計回りにモジュールタイルの山から2つを選び、一番上のを1枚ずつを獲得します。同じ山から2枚は獲得できません。獲得したらすぐに自分の前にある開始時モジュールの接続部に繋げます。この時、獲得したモジュールは「未作動」の面を表にして接続します。

ゲームの流れ

手番の流れ

このゲームでは手番中に自分や他プレイヤーにも影響する効果がありますので、他プレイヤーの手番での行動を先読みして、自分のコマやモジュールを有利に配置できるかが勝利への鍵となります。

手番プレイヤーは下記の順で手番を実行します。

1.手番プレイヤーは、オデッセイボード上の自分の技師・技師長1体を選んで、今いる管制室とは別の管制室へ移動させ、アクションスタンドの上に置きます。これによって移動先の管制室が「アクティブ」になります。(ロボットは選ぶことはできません。ロボットは別の管制室に移すことはできません)

2.手番プレイヤーから始めて時計回りの順で、アクティブな管制室に置いてある全プレイヤーは、その管制室に置いてある自分の全コマがもたらすアクションぶんまで、その管制室に対応するアクションを1回でも複数回でも実行します。その管制室にコマを置いていないプレイヤーはアクションを実行できません。

  • 技師:1体につき1アクション
  • 技師長:1体につき2アクション
  • ロボット:1体につき1アクション

3.手番プレイヤーから始めて時計回りの順で、全プレイヤーは自分のスペースゲート・モジュールに置いてある入植者コマが満員なら、「入植」を行います。

4.手番プレイヤーはアクションスタンドにある自分のコマを床に降ろし、左隣のプレイヤーに手番を移します。

管制室でのアクション

浄水・野生生物・エネルギー管制室

1回のアクションで自分の任意のモジュール上にある入植者を1つ選び、隣接するモジュールへ移動します。ただし、移動先のモジュールタイルが、現在のアクティブな管制室と同じでないと移動できません。元々の入植者がいたタイルではなく、移動先が一致して入れば移動できます。

開始時モジュールは3色全ての分野とみなされ、このタイルにはどの分野でも移動できます。また、モジュールタイル上のコマが満員なら、そこへ移動はできません。

新しいモジュールを追加したら「未作動」の面で配置し、入植者を1体移動するまでは未作動のままです。
「作動中」にするには入植者を1体を移動させます。その入植者コマは死亡し、タイルをひっくり返し、作動中の面を上にします。
死亡したコマは自分の手元に戻ってきます。

画像の左側は「作動中」で、最初にここへ配置された入植者コマは死亡となり、手元に戻ります。右側は「未作動」の状態です。

オデッセイ・モジュールの未作動の面には、「改良ボーナス」が描かれ、そのタイルが作動中になったらボーナスを得ます。

作動中となったタイルは通常通り移動可能なタイルとなり、何の効果もありません。

画像が汚くてすいません。右から順に「昇進」、「雇用」、「機工」を表しています。

  • 昇進:自分の手元のスーツを1着を、オデッセイ上の任意の技師に1体に着せます。技師を技師長へ昇進させます。
  • 雇用:自分の手元の技師コマ1体を、オデッセイ上の任意の管制室に置きます。
  • 機工:自分の手元のロボットコマ1体を、改良ボーナスが描かれているモジュールのアイコンと同じ管制室の床に置きます。

手元に改良ボーナスのコマがない時は、ボーナスは受けずに作動中の面だけ上にします。

新モジュール管制室

1回のアクションで作業場の9つの山から1つ選び、その山の一番上のタイルを獲得し配置します。タイルを配置したら、プレイヤーはその手番中に同じ山から取ることはできません。複数取る場合は違う山でないといけません。

または、選んだ山の下に一番上のタイルを戻すことができます。まだアクションが残っているなら、その山からタイルを獲得したり、別の山のタイルを下に戻したりできます。

宇宙ステーション建造のルールは、接続部同士が必ず1つ以上繋がっていることが条件です。

分野が異なっていても接続は可能です。また、新しくモジュールを追加する際は、必ず「未作動」の面を表にして接続します。

こちらは新モジュールを追加した所です。新しく追加したモジュールは全て「未作動」として、接続部同士をつなげます。

エアロック管制室

1回のアクションにつき自分のエアロック・モジュールを1つ選び、満員になるように手元の入植者コマを追加します。

入植者コマが不足しているなら、それ以上は置けません。

エアロック・モジュールは手元の入植者を送り込むのに重要なモジュールです。

左は作動中で右は未作動です。

エアロックの管制室にコマを置いたらコマの対応アクション分、エアロック・モジュールに入植者コマを満員になるまで配置します。

再配置トークン

各プレイヤーはゲーム中に1度だけ再配置トークンを使用することができます。

使用すると自分の宇宙ステーションの全モジュールを配置ルールに従って好きなように再配置できます。ただし、作動中や未作動の状態は変わりません。元々のモジュールの上に配置された入植者コマは、元の通りに配置されます。また、解体したモジュールを使用しないことは選べないので、所持しているタイルは全て使用します。

入植者のワープ

各分野いずれかの管制室がアクティブとなり、全プレイヤーが移動を終えた後に満員になっているモジュールがあれば入植を行います。

入植

手番プレイヤーから時計回りの順に満員のモジュールから、対応するスペースゲートがおかれている惑星に入植者を送ります。

画像は満員になったモジュールです。

手番中にこのアイコンの惑星に入植者を全て移動させます。

この時複数の満員になったモジュールがある場合は、任意の順で入植をします。

入植先の惑星にも条件のあるマスがあります。

  • 基本マス:このマスには特別な条件はなく、普通にコマを置けます。
  • 上級マス:惑星ごとに設定されている条件を満たさなければコマを置けません。
  • 優勢分野マス:優勢分野マスにコマを置くたびにホーキング上の優勢分野表の隣接するトークンを入れ替えます。

惑星の入植にはそれぞれ置けるマスに条件があります。

黄色の矢印アイコンのマスに止めると、

ホーキング上の優勢分野マスを入れ替えます。

系外惑星の入植完了

自分の入植者を惑星に配置することで、最初にその惑星の入植完了条件を満たしたプレイヤーは、その惑星のスペースゲートをスペースゲートがまだ置かれていない惑星に移動します。

スペースゲートを置ける惑星がない場合、ホーキングにおきます。ホーキングには入植者マスがなく、そこへ送られた入植者はプレイヤーの手元に戻り、1体につき1影響力獲得します。

入植が完了したら全プレイヤーは影響力の計算をします。

影響力を獲得するたびにホーキング上の影響力表のコマをその数分進めます。入植者が1周するたび(9と0の間の矢印を通過するたび)に、中央政府表に手元のコマを下から順に配置します。3番目と6番目にはオデッセイボード上の技師コマを配置します。

この惑星「プランク」の場合、左下の影響力は配置したコマ1つにつき1影響力獲得し、連続して自分のコマを最も多く配置しているプレイヤーは7影響力獲得できます(同数なら5影響力)

ゲームの終了・勝敗

5つ目の惑星の入植が完了したら、各プレイヤーは満員のモジュールからホーキングに入植者を送り、1体につき1影響力を獲得します。その後、ゲームの終了となり最終影響力計算に移ります。

優勢分野からの影響力

各プレイヤーは自分の宇宙ステーションに配置してある各分野の「作動中」のタイルを数えて、最も多く配置しているプレイヤーは、ホーキングにある優勢分野表でその分野に対応する影響力を獲得します。

「均衡」は作動中の各分野のモジュール1つずつ、3枚1セットとして最も多く配置しているプレイヤーが優勢分野表から影響力を獲得します。

「虚無」は誰も優勢分野表から影響力を受けません。

繋がっていない接続部の失点

各プレイヤーは自分の宇宙ステーションを確認し、接続されていないモジュールの接続部1つにつき1影響力を失います。この時、作動中・未作動は問われません。

ゲームの勝者

影響力計算を終え、中央政府表のより上段にコマをおいているプレイヤーが勝者となります。

複数いる場合はその中で最も影響力が進んでいるプレイヤーの勝利です。

画像はゲーム終了時のホーキングです。

影響力を獲得したら右の影響力表のコマを獲得した分進めます。

0と9の矢印を越えるたびに左の中央政府表に手元のコマを配置します。

感想

コンポーネントが良く、コマや惑星の作りが魅力的。
モジュールの獲得やオデッセイでの絡みが、相手の牽制や自分の有利につながるので戦略が組めて面白い。

コマだ透明で視認性がちょっと悪い(他に類を見ない作りだし、世界観に合っている)あと失くしやすい笑
モジュールの組み合わせによっては差が開きやすく詰まる部分があるので、モジュールの組み合わせに少し条件があってもいいかなと思う

まだこのゲームを数回しかプレイしていないのですが、モジュールと惑星の絡みが重要で、上手くエンジンができていないとすぐに詰まるイメージがありました。

そこを見極めて上手く運用するのが、このゲームのミソかとも思われます。

おわりに

このゲームは重ゲーを初めてやる人には、ちょっと難易度が高いゲームだと思われます。

ルールを把握して自分の発展させたいようにコマやモジュールを配置できれば、やりたいことも多くなり戦略性が広がるので、繰り返しプレイするたびにハマっていくスルメゲーだと感じました。

重ゲー好きで、宇宙やSFにロマンを感じる人ならば、特に楽しめるゲームだと思います!

最後までご覧いただきありがとうございました!

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