はじめに

こんにちは
ネコを愛しているけど、ネコには愛されないりんご飴です。
ネコって良いですよね。(イヌも大好きです)
見てるだけで和むし、こっちが何をやっても素っ気ないし、メシ時だけは愛想振りまくような小悪魔っぷり。
え、私にだけでしょうか?(笑)
ネコトークをすると100記事くらい書けそうなので、この辺にしておきましょう。
今回紹介するのは「ニャーメンズ」という、一見可愛らしい箱絵とは裏腹にアサシンが潜んでいる、正体隠匿系のゲームです。
ネコゲーをあまり持っていないので、これからも少しずつ集めて行き、ご紹介できたらと思います!
概要
このゲームのコンセプトは、みんなが動物のお面を被っている世界の話。
ネコのマスクを被った「ニャーメンズ」は、仲良しのメンバーと北極に冒険に出かける。
通信機とスノーモービルが故障して遭難してしまう。
メンバー全員で協力して修理するが、野生動物に襲われたり修理がうまくいかなかったりと、相性の良いメンバーのはずが、今回は息が合わない。
マスクの下に隠されていたのは、いつものメンバーではなく果たして誰か。
ニャーメンズは無事に生還できるのか。
という、可愛い絵柄とは違って、正体隠匿系らしいサスペンスな世界観です。
ゲーム名 | ニャーメンズ |
プレイ人数 | 2〜5人 |
プレイ時間 | 約20分 |
対象年齢 | 8歳以上 |
ジャンル | 正体隠匿 |
販売時期 | 2019年 |
ゲームデザイン | akidelic |
アートデザイン | Mayumi Indo |
製造・販売 | MAGI Inc. |
内容物

- メンバーカード:7枚
- イベントカード:7枚
- 修理カード:30枚
- ダストボックスカード:1枚
- 通信機カード:1枚
- スノーモービルカード:1枚
- 当番ダイス:1個
- 説明書:2冊(1冊は簡易版)
ゲームの準備
メンバーの決定

まずはメンバーを決めます。
ニャーメンズとアサシンをプレイ人数に応じた枚数シャッフルし、残りは箱にしまいます。
周りに見えないように裏向きのまま1枚ずつ引き、自分だけにしか見えないように確認してから、そばに置いておきます。
4人以上でやる時は、アサシンが2人以上になる場合もあるので、ゲームが始まる前に修理当番は号令をする。
全員目を閉じて、アサシン役のプレイヤーのみ目を開けて相互確認をする。
全員目を開けてゲームスタート
手札の配布

30枚の修理カードをシャッフルし、プレイ人数に応じた枚数配ります。
山札の準備
イベントカードをシャッフルし、プレイ人数に応じた枚数を裏向きのまま引き、配らずに残った修理カードと合わせてシャッフルします。これが修理カードの山札となります。
残りのイベントカードは箱に戻します。
カードの配置

画像のように配置し、中央の空きスペースはイベントカード置き場とします。
ゲームの流れ
1. 計画
修理当番はダイスを振る。修理に必要なカードの枚数を決定する。
出目が2〜5なら今回の修理に必要な枚数です。
出目が1・6なら修理当番は山札から1枚引くか、ダストボックスに捨てたカードを焼却(箱にしまう)することができる。
2. 修理
計画で決定した枚数を全員で相談し、修理当番はカードを集める。
修理のルールや相談のルールに従って、全員は自分の手札を確認、相談して修理当番へ渡す。
修理のルール
- 壊れた通信機(アップ):1→30に向かって数字が大きくなるようにカードを出す。
- 壊れたスノーモービル(ダウン):30→1に向かって数字が小さくなるようにカードを出す。
- すでにダストボックスにカードがある場合は、1枚だけさかのぼって見直すことができる。(重なっている山札を確認する)

例として画像の場合(若干斜めってしまいすいません)、修理当番がダイスで5の目を出したので、今回の修理カードは5枚必要です。
通信機(アップ)に置けるカードは、「8」と「10」で、スノーモービル(ダウン)に置けるカードは、「22」と「21」になります。
残った「15」はどちらに置くにしても数が離れてしまうので、ダストボックスへ送られます。
相談のルール
- 修理カードの色や形がわかるように伝えてはいけない
- 修理カードを見せ合ってはいけない
- 自分が何を出したのかを話してはいけない
上記のルールを守っていれば、1人でも複数人でも、0枚でも必要数全部でも出してよい。
修理当番は集めたカードをシャッフルし、1枚ずつめくって修理ルールに照らし合わせてカードを置く。(下のカードが見えないように重ねる)
あまりにも数字がかけ離れている場合は、ダストボックスに捨てることができる。
3.補充
全プレイヤーは修理当番から時計回りに山札から、最初に配られた枚数までカードを補充する。
イベントカードが出てきたら、中央のイベントカード置き場に表向きに置き、再び山札から補充する。
続けてイベントカードが出てきたら重ねて置く。
補充ができなくても残った手札でゲームを続ける。
手札が0になっても修理当番が回ってくるのでゲームを続ける。
4.イベント

イベントカードは上から順に解決していく。
修理当番が効果を読み上げ、1枚解決するごとに手番を時計回りに交代する。
オオカミ
全員が手札のカードを選び、修理当番に渡す。
修理ルールに合わないカードを持っていても必ず渡す。
シロクマ
修理当番は誰か1人(自分でもOK)の手札から、見ないで1枚選ぶ。
相談ルールに従って、各自カードの有無を伝える。
チューニング
修理当番は、通信機・スノーモービルのどちらかの1番上にあるカード1枚と自分の手札の1枚を修理ルールに従って交換する。
ゲームの終了・勝敗条件
1〜4を繰り返して、修理カードを全て使い切れたら修理成功。
途中でカードが集まらなかったり、うまく出せなかったら修理失敗となる。
修理成功
- 修理カードの山が0になる
- プレイヤー全員の手札が0になる
- 1〜30の修理カードをルール通りに出せたら
(ダストボックスは1枚のみ、焼却したカードは無視していい)
修理成功したら全員のメンバーカードを公開し、ニャーメンズの勝ち・アサシンの負けとなる。
修理失敗
- 手札がまだ残っているのに、必要な枚数のカードを準備できない
(修理ルールに従ってカードを出せない) - 通信機にもスノーモービルにもカードを出せない
- チューニングをするのに交換できるカードがない

画像はダイスで3の目が出たのでカードを集め、配置しようとしたところです。
通信機には「24」が置け、スノーモービルには「13」が置けますが、「19」はどちらにも置けず、ダストボックスもすでにカードがあるので、この場合は修理失敗になります。

こちらの画像はチューニングの効果についてです。
通信機・スノーモービルどちらの山にも、チューニングの効果で交換する手札の「13」「15」「23」は修理ルールに合わないので出せず、この場合も修理失敗となります。
アサシンの逮捕
修理失敗の後に妨害をしたであろうアサシンをみんなで投票し逮捕する。
メンバー全員で話し合い、修理当番の合図とともに投票をする。
- アサシンだと思うプレイヤーを指さす
- アサシンがいないと思うならテーブルの真ん中(イベント置き場)を指さす
最も投票数の多いプレイヤーは、メンバーカードを公開する。
- 投票数の多い人がアサシンだったら
ニャーメンズの勝ち(アサシンが複数いても片方を逮捕すれば勝ち)
→アサシン逮捕END - 投票数の多い人がニャーメンズだったら
プレイヤーにアサシンがいたら、アサシンの勝ち→暗殺END
プレイヤーにアサシンがいなかったら、プレイヤー全員の負け→友情崩壊END - 複数人が最多票・全員が1票ずつだったら
最多票・全員がメンバーを公開し、アサシンがいたらニャーメンズの勝ち
→アサシン逮捕END
アサシンがいなかったら→暗殺END - 全員が無投票だったら
誰も逮捕されず、アサシンがいなければプレイヤー全員の勝ち
→友情パワーEND
アサシンが1人でもいたら→暗殺END
おわりに
正体隠匿系のゲームは、有名な「人狼」や「インサイダー」、「レジスタンスアヴァロン」ならやったことはあるのですが、気軽にできて短時間で終わるには、この「ニャーメンズ」はプレイしやすいゲームだと思います。
こういった複数人でワイワイ楽しめるゲームは、あまり思っていないのですが、箱絵に騙されて買ってしましました(笑)
アサシン役の人は演技力が試されるし、場に溶け込み、最後の最後で正体を明かす瞬間が楽しいでしょう。
逆にニャーメンズ側はアサシンがいるいないで悩んで、友情崩壊を迎えてしまうなんてことも楽しみの1つだと思います。
トークゲームは盛り上がりますが、テンションが上がりすぎて強く言ったり、変に疑ったりして関係を悪化させないように楽しくプレイしましょう!
ゲームの評価をするなら、
- 良い点
トークが重要なゲームなので、コミュニケーションが取りやすい
運要素はあるが、ニャーメンズ側・アサシン側どちらも役割を果たせる瞬間がある(アサシンならイベントカードなどで妨害できるが、逆に特定されてしまう恐れも!)
絵柄が可愛いネコゲー - 悪い点
連続してニャーメンズ側・アサシン側になる人もいるので、交代できるようなシステムやルールがあったらいいな
最後までご覧いただきありがとうございました。
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