ネタ・タンカ(NETA-TANKA):レビュー

ボードゲーム

はじめに

こんにちは、りんご飴です。

皆さんは「ホライゾン・ゼロ・ドーン」と言うゲームをご存知でしょうか?

大自然の中で機械獣と呼ばれる敵を槍や弓などを使いながら狩り、手に入れた資源を使って武器や防具、スキルなどを解放します。登場人物たちは、部族のような衣装を着ていたり、主人公は各地を巡ってこの世界の謎を追う、オープンワールドのハンティングアクションゲームです。

こちらのゲームはPS4で発売され、風景の描写や機械獣の細かいパーツまでとても綺麗に作られており、拡張コンテンツまで出ている人気なゲームです。

話が全然違ってしまいましたが、今回ご紹介するのは「ネタ・タンカ(NETA-TANKA)」と言うワーカープレイスメント系のゲームです。

私の主観が思いっきり入るのですが、パッと見の風景や雰囲気にホライゾンぽさを感じたので書いてしまいました笑

背景の山々、大長老と新たな指導者とそれを見守る部族の人々。アートワークがとても綺麗で、タイトルの文字も雰囲気を醸し出していますね。

ゲームの概要

こちらの「ネタ・タンカ」はキックスターター発のゲームで、2019年に発売されました。

ゲームの世界観は、プレイヤーは「大いなる凍てつく川」の沿岸に住むフロストリバー族と言う部族の一員となり、大長老の「ネタ・タンカ」に任命され、後継者となるために雅量や能力を示して他のプレイヤーと競い合います。

主な流れとしては、民コマを使ってバッファローを狩り毛皮をなめして肉を確保したり、伐採をして木材を手に入れ家を建てたり、誰よりも立派なトーテムポールや民芸品を作り発展を目指します。

このゲームではワーカープレイスメントによくある食料の支払いなどはなく、使用したコマを手元に戻すのですが、特定の場所ではそのまま村ボードに残したり、同じ色のコマ同士が隣り合っていたら「リンク」と呼ばれるコンボで追加の資源やアクションを得たり、「コピー能力」を得て他のコマと同じような動きができたりと、トリッキーな戦略が楽しめるゲームです。

ゲーム名 ネタ・タンカ(NETA-TANKA)
プレイ人数 1〜4人
プレイ時間 90分〜
対象年齢 14歳以上
ジャンル ワーカープレイスメント
販売時期 2019年
ゲームデザイナー Hereve Rigal
イラストデザイン Quentin Regnes
国内販売元 株式会社ケンビル

内容物

箱裏はこんな感じでゲームの概要が書かれています。裏までアートワークが綺麗です。

開封直後です。タイルなどの型枠は4枚と多くなく、コンポーネントも箱に綺麗に収納できるようになっています。

  • 村ボード(両面、夏と冬):1枚
  • 氏族ボード:4枚
  • 民コマ:16個(オレンジ、青、黄色、緑、各4個ずつ)
  • 流浪の民コマ:1個
  • リマインダートークン:12個(各3個ずつ)
  • トーテムポールボード(両面):2枚
  • カヌータイル:12枚
  • 最終カヌータイル:4枚
  • ネタ・タンカカード:12枚
  • 目標カード:10枚
  • ソロプレイ用目標カード:15枚
  • 民芸品カード:18枚
  • 資源トークン:木材40個・毛皮40個・肉25個・きのこ20個・頭蓋骨12個
  • バッファローマーカー:2枚
  • 雅量点トークン:20枚(1が15枚、5が5枚)
  • リンクトークン:9枚
  • ソロプレイ用リンクトークン:17枚
  • コピー能力マーカー:4枚
  • トーテムポールマーカー:4枚
  • スタートプレイヤーマーカー:1枚
  • ラウンドマーカー:1枚
  • 得点計算シート:1冊
  • 実績用シールシート:1枚

村ボード

画像は村ボードです。こちらは両面あり、緑が茂っているのが「夏の面」で、雪があるのが「冬の面」となっています。ゲームに慣れるまでは夏の面でプレイして、難易度を上げたいなら冬の面でプレイすることを推奨されています。

トーテムポールボード

トーテムポールボードは、プレイ人数に応じた面を使用します。

カヌータイル・最終カヌータイル

カヌータイルは、アクションタイルであると共にラウンドを表すタイルでもあります。

白いタイルが通常のカヌータイルで、黒いタイルが最終カヌータイルです。通常カヌータイルはプレイ人数に応じた枚数をランダムで選び山にして、最終カヌータイルを4枚からランダムで1枚選び、通常のタイルの一番下に裏面で置きます。

資源・雅量点トークン

資源トークンは全部で5種類あり、絵柄はなく色合いだけで判別しなくてはいけません。毛皮と頭蓋骨が似たような色合いなのでちょっと間違えそうですね。

雅量点トークンはいわゆる勝利点です。

民芸品カード

民芸品カードは、「弓矢」と「太鼓」と「衣服」の3種類あります。

こちらは資源を支払ってカードの上に資源コマを置き、完成させることができます。

完成したら資源を共有在庫に戻し、カードは対応するアイコンの所へボードに挟むように差し込みます。

完成したカードは、ゲーム終了時に記された得点を獲得できます。

上記の3種類を1セットとして5点を獲得できるので、大事な得点源ともなります。

目標カード

目標カードは、最初にプレイ人数に応じた枚数を配られ、その後は獲得はできません。

描かれた内容を達成できたらゲーム終了時に得点を獲得できます。

画像の場合は、「3雅量点」と「家を1軒建設すること」が条件です。

ネタ・タンカカード

ネタ・タンカカードはいつでも使用できるカードです。任意のタイミングで任意の枚数を使用でき、使用したらゲームから除外します。

このカードは表裏で使え、表面は資源の獲得や追加のアクションなどです。裏面は全て同じで1雅量点を獲得できます。

流浪の民とスタートプレイヤーマーカー

流浪の民コマは1個しかなく、カヌータイルの効果でしか獲得できません

そのラウンドの終了時に自分の手元に来て、次のラウンドの民コマの配置の時に使用できます。

このコマは、他のコマが既に置かれているスペースに置けて、そのスペースの能力を発動できます。いわゆるコピー能力です。

シングルスペース、公開スペース問わずに置けますが、シングルスペースに配置する際は、3人以上にならないのが決まりなので、その場合は置けません。長老スペースにも当然置けません。

流浪の民コマを使用したら、ラウンドの終了と共に元のスペースに戻すか、他のプレイヤーが獲得しようとしていたら渡します。

羽の形のスタートプレイヤーマーカーも流浪の民コマと同じくカヌータイルでしか獲得できません。

特別な能力:コピー能力について

後述する食料供給セクションにて食料を5個配置すると、ラウンド毎に1回だけコピー能力が使えるようになります。

この能力は、他の色の民コマが1個配置されているシングル民コマスペースに、自分の民コマを配置できます。

既に2個配置されているシングル民コマスペースには使えませんし、長老民コマスペースにもコピー能力は使用できません。また、同じ民コマスペースに、同じ色のコマが2個以上配置されることもありません。(上記の流浪の民を使用すれば擬似的に可能です。)

コピーをして複数の民コマが配置されているスペースの解決は、通常どおりプレイヤー間の手番順で解決されます。

※ 資源の獲得などは、手番順によっては先に枯渇して、何も獲得できない場合があります。

リマインダートークンとリンクについて

このゲームではリンクの対応するスペースへ同じ色の民コマを隣同士で配置した時、その真ん中にあるリンクアイコンの資源やアクションを獲得できます。

その位置を忘れないようにリマインダートークンをアイコンの端と端を繋ぐように配置します。

リマインダートークンは3個しかないので、1ラウンド中に使用できるの回数も3回までです。

リマインダートークンを回収する際にアイコンの効果を獲得できます。また、回収する順番は任意の順で獲得できます。獲得しないという選択肢も可能です。

画像のように異なる色同士が隣り合った場合は、リンクボーナスを受けられません。

リンクトークンについて

リンクボーナスには、リンクトークンと言う任意の効果を選んで獲得できる場所もあります。

「民芸品の長老」と「ネタ・タンカ」のスペースの間のリンクは、リンクトークン9枚を重ねたものが置かれ、この間でリンクボーナスを受ける際は、リンクトークンの中から1枚任意のものを選んで重ね直します。リンクトークンは各1枚ずつなので早い者勝ちです。

このリンクトークンは任意のタイミングで使用でき、使用したらゲームから除外します。

また、どのプレイヤーもリンクトークンの山をいつでも確認できます。

バッファローマーカー

バッファローマーカーは両面仕様で、捕獲面と非捕獲面があります。

最初は狩りエリアに非捕獲面を上に配置して、効果を使って捕獲面にしてなめしエリアの効果にて、また非捕獲面へと繰り返し使用されます。

ゲームの準備

村ボード

1.村ボード設置し、その横にネタ・タンカカード民芸品カードを置きます。

どちらのカードも全てシャッフルしてから、5枚引いて表面にして並べます。その後、山札の一番上も表にします。

並んでいる10枚が獲得できるサプライで、山札の上のカードは補充の時に場に出ます。

2.通常カヌータイルをプレイ人数に応じた枚数ランダムで選び、裏向きに重ねて山にして点線枠の所に設置します。その後、最終カヌータイルを1枚選んで、通常の山の一番下に入れます。

作った山の一番上を1枚めくります。

ラウンドマーカーを今回のプレイ人数に応じたラウンドへ配置します。

3.トーテムポールボードも村ボードの近くに置きます。プレイ人数に応じた面にして各プレイヤーのトーテムポールマーカーを一番左側に置きます。

4.詳しくは後述しますが、採取エリアに木材3個ときのこ1個を配置し、なめしエリアに毛皮3個と肉3個を配置します。

5.バッファローマーカー2枚を狩りエリアに非捕獲面を上にして配置します。

氏族ボード(個人ボード)

6.各プレイヤーは選んだ色の氏族ボードと民コマ4個とコピー能力マーカー1個を受け取ります。

7.民族ボードの左側は個人リザーブとなり、獲得した資源は一旦このエリアに置かれます。初期資源は、手番順の差を補うために記された資源や雅量点を獲得します。

氏族ボードの詳細

食料供給セクション

氏族ボード下部の釜アイコンのエリアは食料供給セクションです。

ここでは氏族に獲得した食料を供給するマスがあり、肉・きのこトークンを組み合わせて1個ずつ配置します。

左から順に配置し5個溜まったらコピー能力マーカーを獲得できます。

ゲーム終了時に配置したトークンは得点となります。

住居・トーテムポールセクション

氏族ボードの上部のテントアイコンのアーチ状のエリア(上手く線を引けませんでした笑)は、住居セクションとなっています。

こちらでは住居を木材1個と毛皮2個を1セット(積み上げる順番は関係なし)として作成し、左から順に建設します。

前の住居に資源が1個でもあれば、次の住居の建設を開始できます。

3、4.5個目の手前には食料のアイコンがあり、そこへ記されたトークンを配置することで、その住居の建設を開始できます。

中央にはトーテムポールセクションがあり、木材と頭蓋骨トークンを積み上げてトーテムポールを作成できます。

積み上げた順番は関係なく、木材2個と頭蓋骨1個の1セットで5点獲得できます。

さらに、トーテムポールは資源の個数で他のプレイヤーと競い合います。

各プレイヤーは、最初にトーテムポールボード上の一番左へ、自分の色のマーカーを配置します。

ゲーム中トーテムポールを作成したプレイヤーのマーカーを、積み上げた個数に対応して右へ移動させます。

先に作成したプレイヤーと同数のトーテムポールを作成しても、同じゾーンには配置できず、1つ下のゾーンに配置されます。

同数ではダメなので、1個でも越すことができたら、順番を入れ替えます。

一番右側のゾーンは、最も高いトーテムポールを作成したプレイヤーのみ配置できます。

民芸品セクション

民芸品セクションは、上記の民芸品カードの説明をご覧ください。

ゲームの流れ

このゲームではプレイ人数に応じてラウンドが異なります。

  • 2人プレイ時:5ラウンド
  • 3人プレイ時:7ラウンド
  • 4人プレイ時:10ラウンド

各ラウンドは、フェイズ I:民コマの配置・フェイズ II:アクションの解決・フェイズⅢ:ラウンドの終了の3つで構成されています。

フェイズⅠ:民コマの配置

各プレイヤーは、スタートプレイヤーから時計回りの順に、自分の民コマを村ボードのスペースに1個ずつ配置します。配置したら隣のプレイヤーの手番になり、全員が民コマを全て配置し終えたら次のフェイズに移ります。

配置する民コマは、プレイヤーによって数が異なる場合があります(後述するアクションによります)。手番開始時に民コマがない場合は、手番を飛ばして次のプレイヤーに移ります。

民コマを配置できるスペースには、3種類のスペースがあります。

1.シングル民コマスペースに配置できる民コマは1個のみです。ただし、コピー能力を使用した場合は、異なる色の民コマは配置できます。

2.公開民コマスペースには、1個または複数の民コマを配置できます。上限はありません。

3.長老民コマスペースは基本的にはシングルと同じ機能ですが、コピー能力を使用できません。

フェイズⅡ:アクションの解決

このフェイズでは、スタートプレイヤーから時計回りの順に、1度ずつ手番を実行します。

手番では、配置されている自分の民コマのスペースのアクションを任意の順番に全て実行します

ただし、実行に関しては義務ではありませんが、アクションによっては必ず実行しなければいけない場合があります。

実行した民コマは横に寝かせます。(村ボードから除外しないようにしてください)

アクション実行時に資源などを獲得する際、資源の下に青緑色の手のアイコンがあれば共有在庫から獲得し、手のアイコンが無いものは村ボード上の対応するスペースから獲得します。(上の画像の黄緑の円のアイコンです)

各アクションスペースの詳細

村ボードには18ヶ所のアクションスペースがあります。

① 木材の伐採:こちらのスペースでは木材3個ときのこ1個を共有在庫から採取エリア(半透明のアイコン)に追加し、雅量点1個を獲得します。採取エリアに既にトークンがあっても重ねて追加します。このスペースに置かれた民コマは必ず実行します。

② 木材の回収:採取エリアから木材2個を獲得します。採取エリアに十分な個数がなくても、あるだけ獲得します。

③ きのこ・木材の回収:採取エリアから木材1個全てのきのこのどちらかを獲得します。

④ トーテムポールを立てる:自分の持っている木材1個を氏族ボードのトーテムポールセクションへ配置します。

⑤ 民芸品を作る:自分の持っている木材か毛皮を1個、獲得した民芸品カードの上に配置します。

⑥ 奉納する:ここでは最大3回まで奉納することができます。奉納は同じものでも異なるものでも組み合わせて実行できます。

  • 1雅量点を支払い、共有在庫から頭蓋骨以外の任意の資源を獲得するか、自分の持っている頭蓋骨以外の資源1個を、任意の他プレイヤーに渡して共有在庫から1雅量点を獲得する。
  • 1雅量点を支払い、民芸品カードの列から1枚獲得する。
  • 1雅量点を支払い、村ボードのリンクスペースの効果を使用する。ただし、リンクトークンのあるスペースは使用できません。※ この効果を複数使用する場合は、同じリンクスペースを選択できません。

⑦ 住居を建設する:自分の持っている木材や毛皮を任意の組み合わせで3枚まで住居セクションへ配置できる。

⑧ 瞑想する:共有在庫から1雅量点を獲得する。

⑨ 狩りをする:共有在庫から1雅量点を獲得し、狩りエリアの「非捕獲面」のバッファローマーカー1枚を「捕獲面」にします。

ここに置かれた民コマは必ず実行しなくてはいけません。

⑩ なめす:このアクションスペースでは、必須に行うことがあります。

狩りエリアの「捕獲面」になっているバッファローマーカーを1枚「非捕獲面」にして、毛皮3個と肉3個をなめしエリアに追加します(既にトークンがあっても重ねます)。もし、「捕獲面」のバッファローマーカーがない場合は、このステップを飛ばします。

なめしエリアから毛皮2個を獲得します。十分にない場合はあるだけ獲得します。

⑪ 肉を燻す:自分の持っている木材1個を支払って、なめしエリアから肉2個を獲得します。

⑫ 氏族に食料を供給する:自分の持っている肉かきのこ1個を、氏族ボードの食料供給セクションへ配置します。

⑬ 他の部族と交流する:カヌータイルに示されているアクションの内、1つを選んで実行します。アクションは4種類あります。

  • 示されている資源の内1個を共有在庫から獲得します。(左側のアクション)
  • 民芸品カードの列から1枚選んで獲得する。(右側のアクション)
  • 肉1個かきのこ2個を支払って、スタートプレイヤーマーカーと流浪の民コマを獲得します。こちらのアクションは、ラウンド毎にいずれかのプレイヤーが1回だけ実行できます。他のプレイヤーが既にこのアクションを選択していたら、このカヌータイルがシングル民コマスペースを2ヶ所持っていたり、公開民コマスペースがあっても効果を選択できません。

⑭ 採取の長老を訪ねる:2ヶ所あるアクションの内、1つを選択します。

  • 共有在庫から木材1個を獲得する。
  • 自分の持っている木材1個を、氏族ボードのトーテムポールセクションに配置する。

※ このスペースに配置されたコマは、ラウンド終了時に特別な処理があります。

⑮ 食の長老を訪ねる:2ヶ所あるアクションの内、1つを選択します。

  • 共有在庫からきのこ1個を獲得します。
  • 自分の持っている肉かきのこ1個を、氏族ボードの食料供給セクションに配置します。

⑯ 狩りの長老を訪ねる:2ヶ所あるアクションの内、1つを選択します。

  • 共有在庫から肉1個を獲得します。
  • 自分の持っている木材か毛皮1個を、氏族ボードの住居セクションに配置する。

※ このスペースに配置されたコマは、ラウンド終了時に特別な処理があります。

⑰ 民芸の長老を訪ねる:2ヶ所あるアクションの内、1つを選択します。

  • 民芸品カードの列から1枚選んで獲得する。
  • 自分の持っている木材か毛皮1個を、獲得している民芸品カードの上に配置する。

⑱ ネタ・タンカの助言を求める:こちらのアクションのスペースは人数に応じて変わります。

2人プレイ時は1ヶ所の、3人以上プレイ時は2ヶ所のシングル民コマスペースとなっています。

こちらも2ヶ所あるアクションの内、1つを選択します。(肉かきのこ1個を支払うのは共通です)

  • 自分の持っている頭蓋骨1個を、氏族ボードのトーテムポールセクションに配置します。
  • ネタ・タンカカードの列から1枚選んで獲得します。所持の上限はありません。
ラウンド終了時の特別な処理

⑭ 採取の長老を訪ねる⑯ 狩りの長老を訪ねるに配置した民コマは、ラウンド終了時に回収されず、描かれた足跡を辿った先の、「木材を伐採する」と「狩りをする」にそれぞれ移動します。

次のラウンドのフェイズⅡのアクションの解決では、通常のようにアクションを実行し、ラウンド終了時には回収されます。

こちらの長老スペースに民コマを配置したプレイヤーは、次のラウンドでの民コマの配置は、その分少なくなります。

フェイズⅢ:ラウンドの終了

最後のプレイヤーが全てのアクションを実行したら、以下の手順でラウンドを終了します。

  • このラウンドで「流浪の民」を獲得したプレイヤーは、そのコマを手元に置き、スタートプレイヤーマーカーも獲得します。(誰も獲得しなかったときは、スタートプレイヤーマーカーを左隣のプレイヤーに渡します)
  • 狩りエリアのバッファロートークンが2枚とも表面になっていたら、片方を裏面にします。
  • なめしエリアに肉トークンが4個以上ある場合は、3個になるように共有在庫に戻します。
  • 全てのプレイヤーは、「狩りの長老エリア」と「採取の長老エリア」のコマ以外を手元に戻します。2つのエリアには足跡マークがあり、これを辿った先の「狩りエリア」と「木材の伐採エリア」に民コマを進めます。
  • カヌータイルの一番上のタイルをゲームから除外して、新しいタイルをめくります。その後、ラウンドマーカーを1つ進めます。

ゲームの終了・得点計算

カヌータイルが全て無くなったらゲームが終了します。得点計算は下記の要素から計算します。

  • 住居:自分の氏族ボード上の、完成している各住居の上に記されている得点を獲得します。未完成の住居は得点が獲得できず、それ以降の右にある住居も例え完成させていても得点は獲得できません。
  • 氏族への食料供給:自分の氏族ボードに配置した食料トークン1個につき得点を獲得できます。肉トークンは1個につき2点、きのこトークンは1個につき1点です。
  • 民芸品:獲得した民芸品を完成させていたら得点を獲得できます。また、弓矢・太鼓・衣服3枚を1セットにつき5点を加点できます。
  • トーテムポール:自分の氏族ボード上のトーテムポール1セット(木材2個と頭蓋骨1個)につき5点獲得できます。また、トーテムポールボード上の自分のマーカーの上に記されている得点も加点されます。
  • 目標カード:各プレイヤーは、所持している目標カードを公開し、達成できたカードの得点を獲得します。
  • 雅量点:自分の所持している雅量点トークンに知るられている得点を獲得します。

※ 資源は得点計算に反映されません。

合計して最も多くの得点を獲得したプレイヤーが、新たなネタ・タンカとなりゲームの勝者となります。

もし、同点の場合は、そのプレイヤーのうち、トーテムポールボードのマーカーがより右にあるプレイヤーの勝利です。

スリーブ

このゲームで使用されるカードの合計は55枚あり、サイズは45×63mmです。

このサイズに合うスリーブは、ホビーベースTCGハーフサイズ・ハードです。

100枚入りなので、1袋購入すれば足ります。

おわりに

「ネタ・タンカ」はワーカープレイスメントでありながら、コピー能力やリンクという同じ色のコマ間での資源やアクションの獲得など、多彩な動きができるゲームです。

また、場に残るコマがあったり、他プレイヤーの動きによっては自分のアクションが変わったり、トーテムポールボードでの高さ比べなど、常に周りの動きを読むことも要求されます。

各カードの効果自体は非常にシンプルで、複雑な内容ではないのですが、その分民コマの配置やどの資源をどの順番で取るか、自分の氏族ボード上でどう配置するかなど、セットアクションにとても悩まされます笑

得点源は目標カードや民芸品カードなどですが、他にもトーテムポールや住居、食料供給での加点など多くありますが、万遍なくやろうとすると手番が足りなかったり、他のプレイヤーと被ったりして思うように得点を稼げないことがあると思うので、序盤からどの得点源を伸ばすかを決めておくと良いと思います。

このゲームはソロプレイも可能で、説明書の最後に実績が目で分かるような項目があります。

シールを貼り、熟練度を測れるのはとても面白い仕様ですね!

これから少しずつネタ・タンカのプレイ記録を更新し、この説明書の実績欄を埋めたいと思います笑

コンポーネントの多さや絵柄から来る色彩の多さ(笑)に、難解なゲームのような気がしますが、やってみるとルールもそこまで複雑ではなく、次はあの得点源を伸ばしていこうかな、とリプレイ性も高いゲームかなと思います。

疑問点を強いてあげるなら、コピー能力がゲームの世界観とどうマッチしているのかよくわかりません! 食料(毒キノコ)を食べて何故か写輪眼でも開眼したのでしょうか笑 それでも面白い仕様なので文句を言うのはやめましょう笑

複数人での目標カードも勝利点の割には、カードによって条件の難易度に差が大きかったり、獲得できるのが初期の1枚だけと、もう少しバランス調整が必要かなと感じました。

ソロ用の目標カードや動きはまだプレイしていないのでよくわかりませんが、今後のプレイ記録でご紹介したいと思います。

どの資源を集めてどこに配置して、誰が何を狙っているか見極めて、次のラウンドでどう動くかマルチな思考が必要なので、初めてワーカープレイスメントをプレイする人にはあまりおすすめできませんが、慣れるととても面白いゲームなので、是非プレイしてみて下さい!

最後までご覧いただきありがとうございました!

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