桃色飲茶娘:ルール&レビュー

ボードゲーム

はじめに

こんにちは、りんご飴です。

突然ですが「錬金術」って憧れますよね! 物質を違う物質に変換したり、新しいものを錬成したりとファンタジー要素が強いですが、古くから多くの科学者が挑戦して来た夢のある技術だと思います。

そんな錬金術を使って「桃」を錬成し、食糧危機な人類を救済してみませんか?

今回のゲームは「桃色飲茶娘」と言う、タイトルからして面白そうな「美少女×ワーカープレイスメント×錬金術」なゲームのルール&レビューをご紹介します!

ゲームの概要

人口爆発によって食糧危機に見舞われた人類は、食料を求めて遂に理想郷を見つけ出した。

そこにたくさん実る果実を「桃」と名ずけて、その地は「桃源郷」と呼ばれました。

桃は限りがあります。このままでは再び食糧危機になると思った各国は、この地に伝わる「錬金術」を用いて解決する道を見つけました。

各国から選ばれた錬金術師の少女たちは、人類の救済・自分の夢のために桃源郷の開拓を目指します。

この地にある元素を用いて錬金をしたり、拠点を築いて国力を上げ、桃源郷の中心に辿り着いた時、世界を滅ぼすと言われる力を得ることになりますが、それはまた別のお話です。

ゲーム中プレイヤー達は様々なアクションを用いて、ゲーム終了時に最も多くの勝利点を獲得したプレイヤーの勝利となります。

と、壮大なストーリーと可愛らしいキャラクターデザインのワーカープレイスメント兼能力拡大を主体としたゲームです!

基本的な流れは、手番が来たら5つあるアクション「ゲーム盤上での移動・拠点の開拓、資源の抽出・錬成、鍛錬(マーカーの追加)」のうち1つを実行し、休憩でワーカーの回収や新たなカードの獲得をし自分の盤面を強化して、全員がパスをするまで繰り返します。

決まったラウンド数があるわけではないので、休憩をするタイミングによってプレイヤーの手番数が異なることがあります。

製作元の「ラフスケッチ」さんは、「下町メイド物語」「最後の巫女」など有名なゲーマーズゲームを出しています。毎年ゲムマでは大人気のグループです!

恥ずかしながら私は「ラフスケッチ」さんのゲームはこの「桃色飲茶娘」が初めてで、上記の作品をやっていないのですが、友人が持っているということなのでプレイした際にはレビューしたいと思います!

ゲーム名 桃色飲茶娘
プレイ時間 プレイヤー人数×30分
プレイ人数 2〜4人
対象年齢 12歳〜
ゲームデザイン 香川俊宗
キャラクターデザイン つるしまたつみ
販売元 ラフスケッチ
販売時期 2021年

ゲームの準備

ゲーム盤をテーブルの中央に広げ、その横に「上級術式カード」を各レベルごとに山札を作り、「プレイヤー人数+1」を引いて共通サプライとして表向きに広げます。

その横に「元素チップ」「桃チップ」を共通ストックとしてまとめます。

各プレイヤーは個人ボード1枚を受け取り、好きな色を選んでその色に対応した「基礎術式カード」「ウッドマーカー、キューブ」「プレイヤーマーカー」を受け取ります。

「基礎術式カード」6枚を個人ボード横の「術式置き場」に表向きで全て並べます。(並びはランダムで構いません)

ウッドマーカーを以下の対応する位置に置きます。

・ゲーム盤の勝利点トラックの「0」に1枚

・ゲーム盤の知識トラックの各列の一番下に1枚ずつ

・個人ボードのマナ拡張領域の6マスにそれぞれ1枚ずつ配置

残った6枚は手元に置きます。これを「マナ」と呼びます。

ウッドキューブを気力トラックの「3」のマスに置きます。

プレイヤーは好きなキャラクターを1枚選び、個人ボードの「固有術式」に覚醒していない向きで置きます。

スタートプレイヤーの右隣から反時計回りに以下の手順を行います。

・まだ「拠点チップ」の置かれていない「初期拠点マス」に自分の拠点チップとマーカーをおきます。

・元素チップを獲得します。獲得できる枚数はプレイヤー人数に応じて変わります。

1番手 2番手 3番手 4番手
4人プレイ 3枚 3枚 4枚 4枚
3人プレイ 3枚 3枚 4枚
2人プレイ 3枚 4枚

獲得できる元素チップの種類は、初期拠点チップを置いたマスに隣接している2種類の元素アイコンを好きな組み合わせで獲得できます。必ず2種類の元素チップを最低1枚は獲得する必要があります。

ゲームの流れ

スタートプレイヤーから時計回りに手番が移ります。手番プレイヤーは3つの行動の中から1つを選んで実行します。

・マナの配置(術式起動)

・休息

・パス(ゲームから離脱)

全てのプレイヤーがパスをしたらゲームが終了します。

マナの配置(術式起動)

術式カードの種類

術式カードは3種類あります。

・固有術式カード

プレイヤーが最初に選べる固有のカードです。各カードの覚醒条件を満たすことでより強力な効果を使用できます。覚醒したら表面の効果は使用できません。

・基本術式カード

プレイヤーがゲーム開始時に所持する6枚のカードです。選んだプレイヤーカラーに対応しています。こちらも覚醒したら表面の効果は使用できません。

・上級術式カード

ゲーム開始時に「共通術式置き場」にあるカードです。覚醒することはなく効果が変化することはありません。1〜3レベルがありプレイヤーのレベルによって獲得できる条件が変わります。

マナの配置ルール

術式カードはマナを配置することで効果を発動できます。

配置できる場所は、「固有術式(キャラクターカード)」、「自分の術式置き場のカード」、「共通術式置き場のカード」の3箇所です。

 

術式カードのアクション

術式カードのアクションは主に5種類あります。

画像はプレイヤーの術式置き場を参照しています。

基本的には「移動・開拓・抽出・錬成・鍛錬」です。中央上段の瞑想では気力を2獲得できます。

錬成のアクション

X(支払うもの)→Y(獲得するもの)で表されています。

カードに書かれている元素を支払い、共通ストックから錬成した元素を獲得します。

この時、支払える分の元素を持っていないと錬成することはできません。

また、収納できる分の元素を獲得した場合は、溢れた分は捨てることになります。

移動アクション

カードの効果に書かれた数値分、プレイヤーマーカーを隣接しているマスに移動させます。特に記載がない限りコスト支払う必要はありません。

Xマス移動すると書かれていても途中で止めることも可能です。

他プレイヤーのマーカーがあるところには止めることはできませんが、通過することは可能です。

※ 他プレイヤーの拠点チップが置かれているマスに止まることはできます。

カードに書かれている数ぶん移動します。他プレイヤーのマーカーは通過することができます。

開拓アクション

桃源郷に置いてある自分のマーカーのマスを開拓します。

「開拓X」と書かれた効果は、開拓できるマスのレベルを表してます。

開拓できる条件は下記の通りです。

開拓するマスのレベルに応じたコストを支払う必要があります。

レベル1マス マスに書かれている種類の元素を2枚
レベル2マス マスに書かれている種類の元素を4枚
レベル3マス 任意の1種類の元素チップを6枚

元素チップ置き場にある最上段左にある拠点チップを開拓したマスに配置します。こうすることで元素チップ置き場が拡張されます。

開拓したマスに応じて勝利点とボーナスを獲得できます。

レベル1マス 1勝利点
レベル2マス 3勝利点+共通ストックから任意の元素1枚
レベル3マス 5勝利点+知識トラックの任意の知識を1上昇

例えばレベル1のマスを開拓する場合は、そこに書かれている元素を2つ支払います。

抽出アクション

桃源郷から元素チップを獲得します。抽出Xと書かれ、Xは抽出できる周囲のマスの数を表しています。

プレイヤーマーカーの置かれている拠点を中心に、隣接している拠点がないマスから獲得します。

特に記載がない限り、コストの支払いはありません。

抽出できる条件は、「抽出を実行するマスにプレイヤーマーカーが置かれている」「抽出するマスに自分の拠点がある」です。

抽出するマスに隣接する拠点が置かれていないマスをX箇所選び、書かれているアイコンの元素を獲得します。同じマスを2回選ぶことはできません。

レベル3のマスから獲得する元素は、重複しないように任意の元素を獲得します。

マーカーと拠点の両方が置かれているマスを中心に隣接しているマスから、カードに書かれている個数ぶん獲得できます。上記の画像では、同じマスではなく2つの水元素マスから抽出しています。

隣接するマスに拠点が置かれていたらそのマスからは抽出できません。

鍛錬アクション

個人ボードのマナ拡張領域に置かれているマーカー1枚をコストを支払い獲得し、手元に移します。

手元に移したマナは次の手番からワーカーとして使用できます。

獲得できるマナは最上段左側に置かれているマナだけです。獲得したらそこに書かれているボーナスも即座に獲得します。

鍛錬アクションを実行することで新たなマナを獲得することができます。

上記の画像では、必要なコストである同じ元素4つを支払い、最上段左側からマナを回収します。

気力アクション(フリーアクション)

このアクションは手番中の行動の前後に任意の回数行えます。アクションの途中では使用できません。

コストとして気力を支払ってフリーアクションを実行します。

・気力3:任意の元素チップ1枚を共通ストックから獲得

・気力6:知識トラックの任意の知識を1上げる

・気力6:移動1アクションをする

・気力12:自分の術式のうち、マナが1枚置かれているカードを1枚選び、マナを手元に戻します。手元に戻したマナはその手番中に再び使用できます。

知識の上昇

効果で知識を上昇するときは、数字が書かれているマスのみ移動します。ボーナスアイコンに止まることはできません。ボーナスアイコンを超えたら即座に獲得します。

同じマスに他のプレイヤーのコマがあっても、順位が変わることはありません。

ただし、各トラックの最上マスのみ先着1人だけが到達することができ、2着以下のプレイヤーは11のマスで止まります。

知識を上昇するときのそれができない場合は、その効果は無視されます。

上記の画像では、「2」から「3」へ上がる時、「2気力」を即座に獲得します。

覚醒

覚醒条件を達成していたら、即座にそのカードを裏面にして3勝利点を獲得します。

覚醒は基本的には1アクションとしてカウントします。

覚醒条件の中にはフリーアクションになっているものがあります。

覚醒時に置かれていたマナは、休憩をするまで置かれ続けます。

休息(リセット)

・マナの回収

術式カードに乗せたマナを全て手元に戻します。1枚も残すことはできません。

手元にまだマナが残っていても休息はできます。ただし、自分のカード置き場に上級術式カードが6枚ある場合は、この行動を選べません。

・気力の獲得

桃源郷に置かれている自分の拠点チップに等しい数値分、気力を獲得します。初期拠点も含みます。

・術式獲得

共通術式置き場にある上級術式カード1枚を選んで、自分の術式置き場に移します。プレイヤーレベルによって獲得できる術式のレベルが変わります。

獲得した時にカードの上に置かれた他プレイヤーのマナは、持ち主の元に戻ります。

獲得した術式カードの右上にボーナスが書かれていたら、即座に獲得します。

パス(ゲームから離脱)

自分の手番で行動ができない、もしくはしたくない場合は手番をパスしてゲームから離脱します。

一度パスしたら再びゲームに参加できませんので注意しましょう。

ゲームの終了・得点計算

全てのプレイヤーがパスをしたらゲームが終了し、最終得点計算を行います。

・知識トラック

プレイ人数によって点数が変化します。

・元素チップ5枚につき1点獲得します。桃チップは元素チップにカウントしません。

・桃チップ1枚につき1点獲得します。

最終的な勝利点が最も高いプレイヤーの勝利となります。

同点の場合は、そのプレイヤー同士で桃チップを一番多く持っているプレイヤーの勝利となります。

忘れやすいルール

・抽出アクション時に獲得する元素は、同じものを重複して取れません。

・移動アクションでは他プレイヤーのマーカーは通過できますが、止まることはできません。また、他プレイヤーの拠点に止まることは可能です。

・休憩アクション時に自分の拠点の数ぶん気力を回復できます。

・気力(フリーアクション)は、手番中に何度も使用できますが、アクションの途中では使用できません。

・覚醒アクションは基本的に1アクションとして使用します。(フリーアクションと書かれているものは、覚醒した後に別のアクションを実行できます)

・鍛錬で獲得したマナは、そのラウンド中には使用できません。次のラウンドから使用可能です。

感想

シンプルなワーカープレイスメントが主体ですが、術式の覚醒や固有能力といったリプレイするたびに前回とは違ったプレイが楽しめそうです。

ルール自体はわかりやすいのですが、ゲーマー向けなので重いゲームに慣れていない人とやる際には少し工夫が必要だと思います。

キャラクターのデザインも可愛らしく、アクリルスタンドも同時発売していたのですが、購入しなかったのをすごく後悔しています。

今年(2021)秋のゲムマにて、「桃色飲茶娘」の拡張が出るそうなので無事に購入できたらそちらもレビューします!

あと、巷で噂のダイソーのトレイが、トークンの収納に便利です! 2つあれば綺麗に収まり、箱にも飛び出さずに収納できます。

おわりに

「桃色飲茶娘」いかがでしたか?

可愛らしい女の子と世界を救うために錬金術を駆使して競い合えるのはこのゲームだけです笑

ラフスケッチさんのゲームは今回が初になりますが、他のゲームもプレイしてレビューしたいと思いますので、お楽しみにしていてください!

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