はじめに
こんにちは、りんご飴です。
皆さんは自分ならこの商品名はこうするなーとか考えたことはありませんか?
ミリオンヒットを飾る商品には個性的なネーミングが不可欠です笑
今回ご紹介するゲーム「ミリオンヒットメーカー」は、様々なワードを組み合わせて迷作? を誕生させ、盛り上がること間違いなしの大喜利系ゲームをレビューします!
ゲームの概要
プレイヤーは広告代理店のプランナーとなって、1000枚もあるワードカードの中からラウンド毎に決められたテーマやルールにしたがって、100万人に売れるミリオンヒット商品を作り上げます!
お互いのプレゼンを聞いて協力したり、「いいね」を送ったりして全員でより良い商品を作るために競い合います。
ゲーム名 | ミリオンヒットメーカー |
プレイ時間 | 20〜60分 |
プレイ人数 | 1〜12人 |
対象年齢 | 8歳〜 |
ジャンル | パーティ・大喜利系 |
販売時期 | 2020年8月 |
ゲームデザイナー・イラスト | 326(ナカムラミツル) |
販売元 | 株式会社アークライト |
内容物
- ワードカード:1000枚+予備6枚
- ヒットメーカーシート:3枚(テーマ・ルール・補充)
- ダイス:3個
- 議長マーカー:1個
- 写真映えカード:6枚
- 済/花マーカー:8個
- ゴミ箱シート:1枚
- 笑わない上司タイル:1枚
- ポンコツ先輩タイル:1枚
- ルール説明書:1枚
※ 1000枚ものワードカードがあるので無くさないように気を付けましょう。
ゲームの準備
1.ワードカードのみが入った下箱をテーブル中央に置いて、上箱にはゴミ箱シート入れて並べて起きます。
2.ヒットメーカーシートの3つとダイス・いいね!チップや各タイルを全員が取りやすい位置に並べます。
3.済/花マーカーを全員に1個ずつ配ります。
4.各自でワード箱から12枚ずつ、表を見ずに引いて手札にします。
5.このゲームに詳しい人や、最近ヒット商品を作った人が最初の議長となって議長マーカーを受け取ります。
ゲームの流れ
1.テーマとルールの決定
議長が赤と青のダイスを振って、出目をシートのテーマとルールに置きます。
2.商品名の考案
全員一斉に今回のお題に従って商品名を考えます。
商品名を決めるための手札は12枚の中から、基本的に2枚ですがルールによっては3枚の場合もあります。
決まったら商品名を裏向きにして、隣に「済マーカー」を重ねます。
3.商品発表会
全員が揃ったら議長から順に商品名を発表します。
どのような商品かは前振りを入れたり、由来や思入れなど自由に説明します。
この際、他の人は発表者の話を否定してはいけません。
4.投票
各プレイヤーは出揃った商品を1つ選び、一斉に指をさします。この時、自分が作成した商品には投票できません。
最も票を集めた商品には、目印として「花マーカー」を乗せます。惜しくもミリオンヒットにならなかった商品はゴミ箱へ捨てます。
この時私が作成したのは「もう限界ドジっ子幕府」です笑
この作品は映画で、鎌倉から始まり江戸までの幕府の歴史を「もしも将軍が女性でしかもドジっ子だったら」という歴史×萌え×テヘペロ感満載の映画です笑
悔しくも「ラスボスライセンス全盛期」に票が集まりました笑
この作品も映画で、誰しもがラスボス級の威厳や能力を持てるライセンスを習得でき、それを巡って人々は試験を受け、合格したら副業として勇者を待ち受けるラスボスの副業ができるそうです笑
5.手札の補充
議長が黄色のダイスを振ってシートの対応する出目に置きます。項目に従って補充をします。
その後、手札が0〜4枚の人は、5枚になるまでカードを引きます。
選択ルール
選択的ルールを導入することで、ゲームの幅が広がり、より面白いプレイができると思います。
絶対に笑ってはいけない商品会議
笑わない上司が会議の様子を見に来るという設定で、もし笑ってしまったらペナルティがつきます。
「テーマとルールの決定」の時、赤と青のダイスに加えて黄色のダイスも一緒に振ります。
もし、「1」と「2」が出たら笑わない上司が参加します。タイルを参加者の1人として机に置きます。
上司がいる時に「商品発表会」をしている間に笑ってしまった人は、笑うたびにペナルティとして手札を1枚捨てます。さらに、手札が5枚以下だった場合は、大ペナルティとして「投票」の時に投票される権利を失います。
「手札の補充」は通常どおり行います。
がんばれポンコツ先輩!
あまり頼りない先輩が会議を見にきますが、たまにすごいアイデアを生み出します。
「ゲームの準備」でポンコツ先輩タイルをゲームの参加者として机に置きます。
先輩にも手番が来ますが、先輩は手札を持っていないので、「即興2ワード」の要領で山札からカードを出してあげます。※3ワードなら3枚とその時のラウンドのルールに従います。
先輩が出したカードは、他のプレイヤー全員で順番を考えて商品名を検討します。
先輩の商品にも投票を行えます。※意外と良いものができるかもしれません笑
他にも「来期トレンド予測」と言った感想戦のように、投票が終わった後に聞いて欲しい商品がある場合に話し合います。
また、「1人長文」というのもあり、こちらはワード箱から好きに引いて面白そうな組み合わせを探して続けて行きます。
カードの使用・不使用は自由なので、面白いものができたら写真を撮ってSNSなどであげてみましょう!
ゲームの終了
最終投票
プレイ人数に応じたラウンドをプレイしたらゲームが終了します。最終投票を行って、「ミリオンヒットメーカーの決定」と「今シーズンNo.1ヒットの商品」を決めます。
ミリオンヒットメーカーの決定
ヒット商品エリアにあるミリオンヒット候補を確認して、それぞれの生みの親を数えます。
最も多くのヒット候補を生み出した人が「ミリオンヒットメーカー」として表彰されます。
今シーズンNo.1ヒットの商品
各自で今回出揃ったヒット商品の中から、最もヒットしたと思える物を1つ選んで、一斉に指さします。最も投票が多い商品が、「今シーズンNo.1ヒットの商品」となります。
おわりに
私が今持っている大喜利ゲームは、この「ミリオンヒットメーカー」だけですが、1000枚もあるワードカードやアイデアの湧きやすいテーマやルールなど、恐らく何度やっても楽しめるボリューム満点コスパ最高のゲームだと思います笑
このゲームの考え所は1000枚もあるワードカードを無くさずにいられるか、テーマやワードによっては下ネタ系の商品が生み出されまくるので、家族や異性とプレイするときは要注意です!
ワードカードに関しては、通常のゲームのようなカードサイズではなく、ミニ付箋のような形状なので、失くしてしまう可能性が高いところがあります。(2、3枚失くしてもゲームに支障はありませんが、名作が生まれる可能性がなくなるのが恐ろしいです笑)
このゲームを見知った友人同士でやると、どうしても下ネタ系が多めのゲームが生み出されます(私の見解ですが笑)
特にお酒を嗜みながらこのゲームをやると思いの外、迷作?が生み出されるかとも思います。(画像は私が友人と夜通し遊んだ時の名作たちです笑)
家族や小さい子供、友人同士でも女性がいたりする場合は、作成する商品にも配慮が必要ですね。ワードカードの中には、ピンク色の大人向けカードが100枚ありますので、プレイする人たちによっては抜いておきましょう。
人気のボードゲームブログ「ぼくとボドゲ」のはとまめさんが作成した記事によると、ハウスルールやローカルルールで、ワードの一部を重ねて使用するのもOKという作者の326さんのお墨付きも出ているようなので、ワードの組み合わせに悩んだら使用してみると良いでしょう!
画像は参考までに。「アラブのサンバ」「石の上にスープレックス」笑 のように下の文字を隠すのも有りみたいです!
私も実際にプレイして、何度かワードの組み合わせに悩みましたが、厳格な縛りというものがないので、ある程度のルールに合っていて面白いものが作れたら組み合わせはかなり広がります。
私も一つ悩んだルールとしては、ルールシートの「3」の出目、議長にプラス1というルールが最初わからず、議長の手札から出すのか、議長がワード箱から1枚出すのか悩みました。
議長の手札からだとは思ったのですが、このとき私はあえて議長に山札からランダムで引いてもらい、それをみんなで考えるのも面白いかなと思い、議長に山札から引いてもらいました。
「5」の出目の即興2ワードと被るとも思いましたが、みんなで一斉に考えるので、それはそれとして面白いかなとこのルールで進めました。
皆さんも実際にゲームをやって気になるところがあれば、SNSなどであげてみるともっとゲームの幅が広がるかもしれませんね!
作者の326さんの他のゲーム「ito」と言う協力トークゲームも持っていますが、先にこちらをあげてしまいました。近々「ito」のレビューも書きたいと思います!
いかがでしたでしたか? このゲームでは同じ商品は生み出されない思うので、面白いと思った商品が生まれたら、写真などを撮って色んな人に見てもらうのも盛り上がると思います!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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