マスターオブルネッサンス:レビュー

ボードゲーム

はじめに

こんにちは、りんご飴です。

皆さんはルネッサンスと聞いて何を思い出しますか?

でっかいワイングラスを持って高らかに掲げて乾杯する緑と髭面の2人組みの貴族ですか?笑

今回ご紹介するのは、「マスターオブルネッサンス」と言うエンジンビルド系のゲームをご紹介します!

このゲームは過去作に「ロレンツォ・イル・マニフィーコ」というゲームと同じ世界観をしており、ゲームデザイナーのシモーネ・ルチアーニ氏とネストーレ・マンゴーネ氏の共作です。

ゲームの概要

プレイヤーはフィレンツェの市民となって、市場から資源を集めたり、有能な指導者の力も借りたり、教皇へ信仰心を示すことも忘れず、名声や評判を高めて行きます。

ゲームはラウンド制ではなく、手番を順に繰り返して行き自分の個人ボードを強化して、誰かが信仰を20点に到達したり、発展カードを7枚集めた手番時に最後のプレイヤーまで手番を迎えたらゲームが終了します。

ゲーム名 マスター・オブ・ルネッサンス〜ルネッサンスの偉人たち〜
プレイ人数 1〜4人
プレイ時間 60分
対象年齢 14歳〜
ジャンル エンジンビルド、セットコレクション
ゲームデザイナー シモーネ・ルチアーニ & ネストーレ・マンゴネ
販売時期 2020年
販売元 テンデイズゲームズ

内容物

個人ボード 4枚
市場トレイ・市場ボード 1つずつ
市場マーブル 13個(白、青、黄、灰、紫各2個・赤1個)
発展カード 48枚(3レベルに分かれた4種類)
指導者カード 16枚
資源サプライトレイ 1つ
資源コマ 64個(各16個)
信仰マーカー 4個
3×タイル 6枚
インク入れ(スタPマーカー) 1枚
ソロアクショントークン 7枚
黒い十字架トークン 1枚
説明書 1冊

ゲームの準備

1.資源サプライと市場ボードを中央に置きます。市場ボードの穴にはトレイを置き、マーブルをランダムで配置します。残りの1個は右上隅に置きます。

2.発展カードを色とレベルごとに分けて各4枚をシャッフルし、4列×3段のグリッドを作成します。レベルは下から1•2•3の順に表側で並べます。指導者カードはシャッフルして裏面で脇へ置きます。

3.各プレイヤーは個人ボードを受け取って、教皇の恩恵タイル3枚を非発動面(赤い×マークの面)にして信仰トラックの各スペースへ配置します。信仰マーカーは「0」のところへ置きます。

4.各プレイヤーは指導者カードの山から4枚ずつ引き、その中から2枚選んで残りを箱へ戻します。

5.スタートプレイヤーをランダムで決めてマーカー(インク入れ)を受け取り、手番順から他のプレイヤーは好きな資源を表の個数分受け取り、信仰を示されている数値分動かします。

手番順 資源の数(種類は任意) 信仰点
1番手 0 0
2番手 1 0
3番手 1 1
4番手 2 1

※ 上記のルールはこのゲームをよく理解いないと、必要な資源や指導者カードの選択が困難になります。初めてプレイする人がいる時は、インスト者は資源や指導者の能力について詳しく説明するのをオススメします。

ゲームの流れ

スタPから時計回りの順で手番を行います。手番にできることは3つあります。

  1. 市場から資源を得る
  2. 発展カード1枚を獲得する
  3. 生産力を発動させる

プレイヤーは手番を迎えたら上記から1つを選んで実行し、左隣の人へ手番を移します。

市場から資源を得る

市場ではこのゲーム特有のギミックならではの資源獲得方法があります。

マーブルと呼ばれる玉はそれぞれ資源を表しており、白い玉だけは後述する特殊能力を使わなければ、効果のないただの玉です。

市場のルール

市場は4列×3段のマーブルから構成され、プレイヤーは列か段のどれか1つを選び、そこにある全てのマーブルの資源を得ます。

資源を得た後は隅にあるマーブル1つを自分が選んだ列/段の矢印の方向から挿入します。すると反対側のマーブル1つが飛び出して隅に残ります。

 

貯蔵所のルール

市場から得た資源は個人ボードの倉庫に置かれます。

倉庫には3つの貯蔵庫があり、上から順に1・2・3のスロットがあります。

各貯蔵庫は1種類の資源しか置けず、同じ種類の資源を複数のスロットに分けて置くことはできません。

ただ、自分の手番中に貯蔵庫の資源を自由に移動できるので、市場から獲得する時は融通を利かせられます。

しかし、今の貯蔵庫に保管できない(またはしたくない)資源を獲得して破棄した場合は、破棄した資源1個につき、他プレイヤー全員のに1信仰点を与えることになります。

発展カード1枚を獲得する

サプライにある発展カードの中から、自分が所持している資源を支払って購入できるものを獲得できます。

資源は貯蔵庫や金庫の中から自由に選んで支払えます。

獲得したカードは個人ボードの3つあるスロットのどれかに配置します。

発展カードには3つのレベルがあり、配置するには条件があります。

レベル1カードは空いているスロットのどこにでも配置できますが、レベル2カードはレベル1カードの上に配置します。

レベル3カードはレベル2カードの上に配置し、それ以上はもう配置できません。

配置する際の色は問われませんし、条件にあった任意のレベルの上に配置できます。

このように発展カードはレベルアップをして強化できます。カードは少しずらして配置して、下のカードが見えるようにします。

生産力を発動する

自分が所持している発展カードの一番上に見えている生産力を発動します。

発展カードに描かれている左側の資源をコストにして、右側の資源を獲得します。

獲得した資源は貯蔵庫の下に描かれている金庫におかれます。信仰点は信仰トラック上で記録します。

発展カードの一番上の効果を発動させるので、レベルアップした際の下に隠れた効果は上書きさせ、使用できません。どの効果を優先させるかは慎重に判断しましょう。

各資源が尽きたら所持している同じ種類の資源3個を変換します。「3×タイル」の上に1個資源を置いて、残りの資源2個をサプライに戻します。これでこの資源は3個あると言う意味になります。

生産力を発動させて獲得した資源をすぐに別の生産力の効果に使うことはできません。全ての生産力を発動させる際に、必要な資源はすでに持っている条件になります。

発動させたくないカードの効果は自由に選べます。

発展カードスロット左側に描かれているアイコンは、任意の資源2個を任意の資源1個に変換できます。この効果は何度でも使用できますが、あくまでも生産力を発動した際の効果です。

獲得した資源は金庫に置かれますが、貯蔵庫と違って金庫には無限に資源が置かれます。

※ 貯蔵庫の資源を金庫に移したり、その逆はできません。金庫の資源は生産した効果でのみ置かれます。

ヴァチカンでの評判

信仰点を獲得したら信仰マーカーをその分進めます。

誰かが教皇スペースに到達・通過をしたら、ヴァチカンでの評判が発動します。

全員自分の信仰マーカーがどこまで進んでいるかを確認して、発動した区画(白赤の点線)にいる場合は、その区画にある教皇の恩恵タイルを表向きにします。発動した区画よりも前にいる場合は、恩恵タイルを捨て札にします。

各区画はゲーム中に1度だけしか発動しません。ゲーム終了時に恩恵タイルに描かれた勝利点を獲得します。

指導者の能力

 

手番中の通常アクションに加えて、指導者アクションを実行することができます。

①:効果を発動する場合は、条件を確認し表向きにして個人ボード脇に置きます。発展カードの枚数や所持している資源の個数を確認するだけで、それらを支払う必要はありません。一度発動した指導者の効果は、永続的に発動します。

②:効果を発動せず、破棄することもできます。その場合1枚につき1信仰点を獲得します。

手番中に①・②の両方を実行することもできます。

指導者の効果は4種類あります。

1.発展カードを購入する時に描かれている資源を値引きして購入できます。

2.追加の2スロット貯蔵庫を獲得できます。描かれている資源のみ保管できます。手番中ならこのカードと貯蔵庫の資源を自由に配置変更できます。

3.市場にある「白マーブル」から描かれた資源を獲得することができます。この効果を持つ指導者を2枚発動していたら両方を同時には使用できず、獲得する時にどちらか1つの効果を適用させます。

※ 市場から必要な資源を獲得する時に貯蔵庫が溢れそうな場合は、敢えて白マーブルと見なしたまま獲得できるかどうかは説明書に明記されていないので、効果を適用させるかどうかはプレイする人達と相談しましょう。

4.追加の生産力を得ます。描かれている資源を支払って、任意の資源1個と1信仰点を獲得できます。(この効果は生産ごとに1度だけ)

ゲームの終了・得点計算

誰か1人が信仰トラックの最終スペースに到達したか(最後のヴァチカンでの評判をします)、誰か1人が7枚目の発展カードを購入した時にゲームが終了に向かいます。

到達・購入したプレイヤー以外の全員が手番を終えるまでゲームは続き、最後の人が手番を終えたらゲームが終了し、得点計算をします。

1.個人ボードにある全ての発展カードに描かれている勝利点を獲得します。

2.信仰トラック上のマーカーが進んでいる(通過している)最後に描かれている勝利点を獲得します。

3.教皇の恩恵タイルの勝利点を獲得します。

4.指導者カードに描かれている勝利点を獲得します。

5.所持している全ての資源5個ごとに1勝利点獲得します。

最も多くの勝利点を獲得したプレイヤーの勝利となります。同点の場合は、その中で最も多くの資源を持っているプレイヤーの勝利です。

おわりに

このゲームは市場からの資源獲得がユニークで、序盤は収納制限もある中でどうやって資源を確保して発展カードを購入し、自分の個人ボードを強化して行くかが重要で、後半は入手した発展カードを駆使して勝利点を上げて行くかが鍵な、純粋なエンジンビルドゲームかと思います。

宝石の煌めき」と類似点の多いゲームだと言われます。こちらもルールもわかりやすいので初心者でも十分楽しめるゲームです!

市場のマーブルは上手く利用すれば有利に資源を確保できたり、他プレイヤーの欲しい資源を妨害できたりと面白い仕様です! 発展カードの効果を強化して行くゲーム性も面白く、信仰トラックの方も他プレイヤーの動向を気にしないといけないのが、程よい難易度かなと思いました。

このゲームにはソロモードもありますのでいつの日か記事にしてまとめます!

最後までご覧いただきありがとうございました!

 

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