マグニフィセント:レビュー&ルール

ボードゲーム

はじめに

こんにちは、りんご飴です。

今回は以前開封の儀で記事にした「マグニフィセント」のルールなどをご紹介します!

コンポーネントが多くて複雑な感じに見えますが、やる事自体はシンプルなので慣れてくるとやり甲斐のあるゲーマー向けな作品でもあります。

ゲームの概要

レディース&ジェントルメン! 今宵は摩訶不思議なマグニフィセント(素晴らしきもの)たちがあなたを幻想の世界へお誘いしましょう。

しかし公演をするには場所が必要です。そしてお客様を集めるためにポスターを配らなくてはいけません。

ワゴンに乗って移動してポスターを配りサーカス団のテントを設営します。

毎ラウンドの開始時には4色のダイスを振り、出目と色を組み合わせてアクションに必要なパワーを溜めます。ただ、ラウンドの終了時には出目の最大値やワイルドダイス分のコストを支払わなくてはいけません。もちろん支払えなかったら失点になります。

ゲーム名 Magnificent(マグニフィセント)
プレイ時間 60〜90分
プレイ人数 1〜4人
対象年齢 14歳〜
ジャンル ダイスプレイスメント・リソース管理・パズル配置
ゲームデザイナー エイリフ・スヴェイソン&クリスチャン・アムンセン・オストピー
販売時期 2019年
販売元 アポルタゲームズ(AportaGames)
国内販売元 テンデイズゲームズ

ゲームの準備

ゲームボードを広げて、タイル・宝石・お金などのストックを横に置きます。

ダイスはプレイ人数に応じて個数が決まって、ゲームボードの左上に描かれています。

テントタイルは中央にあるサークルにランダムで配置します。1枚余るので箱にしまいます。

左側に初期マスターカードを除いた全てのカードをシャッフルして山札を作り、隣にトレーナータイルをシャッフルした山札も置きます。その下にプレイヤー人数に応じてカードとタイルを表に並べます。

右側には初期ポスターカード4枚を除いたカードをシャッフルし、山札を作ります。そして4枚引いて表向きにして並べます。

各プレイヤーは順番を決め、個人ボードを受け取ります。受け取った個人ボードを確認して、描かれているローマ数字の初期マスターカード4枚と3色の宝石・6金、トレーナーマーカー1個を初期資源として受け取ります。

順番を決め、スタートプレイヤーから自色の帽子コマの1つをゲームボードの公演トラックの#1の所に置き、次のプレイヤーもその上に置きます。

個人ボードの左上のテントアイコンは初期から付いているものです。その上に初期ポスターカードを表にして置きます。マスターカード4枚は表にしてボード下に並べます。

ゲームの流れ

ゲームは3ラウンドで終了します。プレイヤーは手番毎にダイスを選び、パワーを決めてアクションを実行します。

手番でできること

プレイヤーは手番を迎えたらダイスを1つ獲得します。パスはできないので必ずダイスを選ばないといけません。

選んだダイスは自分の前にあるマスターカードに乗せます。

選んだマスターカードの上部に書かれたボーナスは、手番中に好きなタイミングで使用できます(ただし1回のみ)。

パワーの決定

その手番中のプレイヤーのパワー値は、「その手番中に獲得したダイスの出目+以前までに獲得した同じ色のダイスの出目」になります。

パワーの合計値に同じ色の宝石、もしくは透明な宝石を1個支払うごとに「+2パワー」を加えることができます。

透明なダイスは獲得したらその手番中のみパワーを換算します。以前に獲得した透明ダイスはパワーの合計に含めません。

合計したパワー値で3種類のアクションのうち1つを実行します。

建築アクション

建築をすることで個人ボードのキャンプエリアにキャンプタイルを配置することができます。

ボードの左側に書かれている「建設レベル」のうち1つを選びます。そこに書かれている数値は必要とするパワーで、パワー以下ならどの数値を選んでも構いません。

対応するタイルをトレイから回収します。基本的に取れるタイルはこの手番中に獲得したダイスと同じ色でないといけません(トレーナーの効果を使用して、別の色を選ぶこともできます)。

画像では2のダイス目と宝石1個を消費して、合計4パワーにして一番オレンジの小さいタイル1枚を獲得しました。

最初に配置するときはキャンプのどの位置でもいいのですが、次から置くときは1辺以上が他のタイルと隣接していないといけません。

タイルは回転させたり裏表を逆にして配置することができます。一旦置いたタイルはもう動かせません。

配置した時にボーナススペースを覆うことができたら、そこに書かれたボーナスを獲得します。

キャンプエリアに引かれた線は区画を表しています。各区画を埋めることができたらゲーム終了時に1区画につき4点獲得できます。

移動アクション

この手番中に取ったダイスと同じ色のワゴンをトラック沿に時計回りに進めます。パワー数に等しい分進められますが、途中で止まることもできます。

ワゴンが到達・通過した宝石やポスターカードは全て獲得できます。

テントタイルはそこで停まった時のみ獲得できます。

宝石を獲得したら、トレイから自分のボードに置きます。各色、3個以上置いた場合は超過分を1金に代えます(1宝石1金)。 ※ 自主的に宝石をお金に代えることは出来ません。

テントを獲得したら、個人ボードの空きスペースへ自由に配置します。そのスペースを覆うことができたら、そこに描かれているボーナスを獲得します。既に5枚(初期を含め)のテントタイルを獲得したら、もうタイルを獲得する事はできません(移動してテントタイルに停まる事はできます)。

ポスターを1枚獲得するたびに山札から1枚引くか、サプライから好きな物を1枚選びます。サプライから引いたら即座に補充をします。獲得したポスターは個人ボードのポスターエリアに置きます(テントがなくても置けます)

※ 既にポスターを5枚持っている場合、古いポスターを1枚新しいのと交換・獲得したポスターを捨てる・ポスターを獲得しない、のうちどれかを実行します。

画像では紫の4ダイスと2宝石の合計8パワーを得ています。

初期配置のワゴンから数えて対岸にある紫の宝石まで行けますが、手前のテントタイル上で停まりました。そこのテントタイルとそれまでに通過した宝石全てを獲得できます。

テントタイルを獲得するにはこの移動アクションのみになります。

公演アクション

このアクションではダイスの色ではなく、パワー値だけが意味を持ちます。

自色の帽子駒を取り、公演トラック上のパワー以下の空きスペースに置きます(既に他の帽子コマが置かれていたら配置できません)。

帽子駒を置いたところに示されている数のショーを公演できます。

画像では緑のダイスで合計7パワーを得て、公演トラックの6の所に帽子コマを置きました。これで1公演ができます。

公演(ポスターを完成)をするにはいくつかの条件があります。

・ポスターカードの下にテントタイルがあること。

・ポスターに描かれているキャンプタイルを全て自分のキャンプに建設していること。

・ポスターに宝石が書かれていたら支払うこと

・一部のテントタイルにも宝石の支払いがある

画像ではポスターとテントが2セット揃っていますが、キャンプタイルが足りないので2公演を同時にできません。どちらか1セットのみ公演できます。

公演ができたら配置してあるポスターカードを別のテントに再配置することができます。

トレーナーの能力

プレイヤーは手番中にトレーナーマーカーを使用して、共有スペースか自分の持っているタイルのアクションを何度でも使用できます。

手番が終了したら使用したトレーナーマーカーをゲームボード上のメインテントエリア(ダイスが置かれている場所)に置きます。

トレーナーの能力は多彩で、手番のアクションに追加で実行できる重要な能力でもあります。共有スペースの能力も便利ですが、自分だけが使用できるタイルも強力です。

トレーナーの能力については別の記事で詳しくまとめてみますので、完成したらそちらもご覧下さい!

ラウンドの終了・準備

各プレイヤーが手番を4回終えたらそのラウンドが終了となります。ラウンドが終了したら以下のステップを実行します。

1.支払い

獲得した各色のダイスを合計し、最大値の色ぶんのコストを支払います(同一ならその数値ぶん)。

その後に透明なダイスの数値ぶんのコストも支払います。

もし、支払いができなければ不足したコスト分が失点となります。また、失点はラウンド毎に数値が多くなり、1ラウンド目では1点・2ラウンド目では2点・3ラウンド目では3点を失います(ゲームボードの左上に書かれています)。

2.新しいマスターカードとトレーナータイルの獲得

初めに公演トラックに帽子コマを2個置いているプレイヤーは、下に置いた帽子コマを取り除きます。その後トラックの上から順に帽子コマを置いているプレイヤーから順に新しいマスターカードと隣にあるトレーナータイルを獲得します(別々に分けて獲得する事はできません)。

獲得したマスターカードは既に持っている4枚の隣に置きます。トレーナータイルは空いているスペースに左詰で置きます。

3.マスターカードの得点計算と破棄

5枚のマスターカードから1枚選び、書かれている得点計算を行います。その後選んだカードを捨て札にします。

マスターカードの得点計算も種類が多く、トレーナー能力と同じように別の記事でまとめてみます!

4.次のラウンドの準備

使用したトレーナーマーカーを手元に戻します。

新しいマスターカードとトレーナータイルを並べます(3ラウンド目にはトレーナータイルだけは並べません)。

帽子コマの順番を変えずに下に降ろします。一番下に置かれたプレイヤーが次のスタートプレイヤーとなります(ゲーム中は帽子コマの順番に関わらずスタートプレイヤーから時計回りの手番順となります)。

新しいスタートプレイヤーは全てのダイスを振り、メインテントスペースに並べます。

ゲームの終了・得点計算

ゲームの終了は3ラウンド目の得点計算が終わった後に最終得点計算をして終了します。

最終得点計算

残った4枚のマスターカード全てを得点計算します。ただし、獲得できる得点は全て半分になります(各カード毎に端数切り捨て)。

5コインにつき1点。

キャンプエリアの完全に埋められた区画ごとに4点。手元の宝石を空いているスペースに置く事で、そのマスを埋めることができます(1マスにつき1宝石)。

全ての得点計算をして最も多くの得点を獲得したプレイヤーの勝利となります。

スリーブ

カードサイズが88×58mmで総枚数が110枚です。

このサイズに合うスリーブは「ホビーベース アメリカンサイズ92×60mm」がおすすめです。

50枚入りなので3袋あれば足ります。

感想

得点を稼ぐためにやる手間が多く、個人の目標カードのようなものもないので最初は何をどうしていいのか難しいと思います。

毎ターン選ぶダイスはパワー値を溜められてより強力なアクションを行えますが、のちにコストの支払いもあるので、ダイスの選択は重要です。お金は基本的にダイスの支払いにしか使用しないので、ある程度溜まったら出目の大きいダイスを集めて強力なアクションをするのもおすすめです。

個人ボードのキャンプエリアはどれも異なっており、最初に配られたりラウンド毎に選べるトレーナータイルもプレイヤー毎に違うので有利不利を見極めてプレイする楽しみがあります。

ゲームの世界観としてはサーカスを題材にしているようですが、やる事はキャンプをしてテントを設営し、ポスターを貼って公演すると言った具合で、あまりサーカスの要素が少ないかなと思います。今年中に拡張が出るようなので、そこでどのような要素が追加されるのか楽しみです! 無事に発売して入手できたらまた記事にします!

おわりに

「マグニフィセント」いかがでしたでしょうか。

アートワークが素敵で、黒をベースにカラフルなコンポーネントが際立っていますね!

京都で出会ったボドゲーマーの方がおすすめしていたので私も購入したのですが、とても面白くてお気に入りのゲームでもあります。

このゲームはソロ要素もあるので、今後ソロプレイの記事も書きたいと思っているので、そちらもご覧下さい!

最後までご覧いただきありがとうございました。

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