イッツアワンダフルワールド:レビュー

ボードゲーム

はじめに

こんにちは、りんご飴です。

今回ご紹介するのはこちら

「ひもQコーラ&ソーダ味」によく似たパッケージのボードゲーム、「イッツアワンダフルワールド(IT’S A WONDERFUL WORLD)」をご紹介します!

パッケージに映る2人が、味のある俳優や女優に見えて、さらにここに怪獣が映っていたら本当に宣伝用の映画広告に見えてきます笑

左のオレンジ側の女性が「将軍」、右の青側の男性が「投資家」となっています。

箱裏はこんな感じです。

ゲームの流れがシンプルに描かれています。

箱を開けてコンポーネントを見ると、型抜き板が割と少なくて助かりました笑

カードが155枚と多いので、どう収納するか悩みますね。

ゲームの概要

このゲームのコンセプトは、プレイヤーは拡大を続ける帝国の指導者になって、自国の領土を発展させていき、他のプレイヤーよりも優れた指導者を目指します。

資源を作成したり帝国を拡大するのに必要な発展カードを「ドラフト」というメカニズムを用いてプレイヤーの手札になります。

ドラフトとは

引いたカードによる運要素を最小限に抑えるために、各プレイヤーは手札から好きなカードを選択できるメカニズムです。
各プレイヤーは同じ枚数を受け取って、その中から1枚選んで残りの手札を隣の人に渡す。
渡されたカードの中からまた選んでを、カードが全て選択されるまで繰り返されます。
このメカニズムによって他プレイヤーへ有利なカードを渡さずに、自分の有利に繋げたりと戦略の幅が広がります。

ドラフト系では、「世界の七不思議(7 Wonders)」が有名ですが、こちらのイッツアワンダフルワールドは次世代のドラフトゲームと言われています。

プレイ時間もそこまで長くなく、初心者でも気軽にプレイできるゲームだと思います。

ゲーム名イッツアワンダフルワールド(IT’S A WONDERFUL WORLD)
プレイ人数1〜5人
プレイ時間45分
対象年齢14歳以上
ジャンルドラフト・拡大再生産
販売時期2019年
デザイナーフレデリック・ゲラード
販売元Engames

内容物

  • 説明書:1冊
  • ゲームボード:1セット(資源・投資家・将軍・クリスタリウム置き場)
  • 帝国カード:5枚(A /B面の両面仕様)
  • 発展カード:150枚
  • 資源キューブ:170個(建材35個・エネルギー30個・科学30個・資金30個・探査30個・クリスタリウム15個)
  • 人物トークン:80個(将軍40個・投資家40個)
  • ラウンドマーカー:1個
  • 得点計算シート:1冊

画像が見辛くて申し訳ないのですが、これ以外にも各プレイヤーごとに自分の場を設けるので、使う机は大きめの方が快適です。

ゲームの準備

1.ゲームボードを組み立てて、ラウンドマーカーをラウンド1のところにセットします。

2.発展カードを全て混ぜて山札にして左上におきます。

3.資源キューブと人物キューブを各スペースに置きます。

4.全プレイヤーは帝国カードを1枚ずつ受け取り、A /B面どちらかを決め、全員同じ面を使用します。(このゲームに慣れるまでは、A面でプレイするのをオススメします)

5.各プレイヤーは自分の前にプレイエリアを準備します。

帝国カードの右隣は「ドラフトエリア」と言って後述するドラフトフェイズで獲得したカードを7枚置きます。

ドラフトカードの上は「構築中エリア」と言い、構築する予定のカードを置きます。

帝国カードの右上は「構築済みエリア」と言い、構築が完了したカードをセットします。

ゲームの流れ

このゲームは4ラウンド制で各ラウンドは、

  1. ドラフトフェイズ
  2. 計画フェイズ
  3. 製造フェイズ

の3つで構成されてます。

4ラウンド目が終了したら、得点計算をします。

ドラフトフェイズ

まず、各プレイヤーに山札から7枚ずつカードを裏向きで配ります。

各プレイヤーは手札を見て、好きなカードを1枚選択して、自分のドラフトエリアに公開してセットします。残りの手札は隣のプレイヤーに渡します。各ラウンドによって渡す方向が異なります。

  • 1・3ラウンドの時:左隣のプレイヤーに渡す
  • 2・4ラウンドの時:右隣のプレイヤーに渡す

例として1・2ラウンドの画像をあげて置きます。ラウンドマーカーの矢印が、カードを渡す方向です。

これを全てのプレイヤーが、カードを7枚獲得するまで繰り返します。

獲得したカードはドラフトエリアに公開した状態で並べられています。

計画フェイズ

全プレイヤーがドラフトを終了したら、ドラフトエリアにセットされているカードを1枚ずつ選択し、計画を実行します。

  • 構築にまわす:ドラフトエリアにある発展カードを構築中エリアに移動
  • リサイクルする:発展カードを捨て札にして、リサイクルボーナスを獲得します。
    カードの右下に書かれた資源を獲得したら、帝国カードか構築中カードの上にすぐにセットします。

構築中カードも捨て札にしてリサイクルできますが、獲得した資源は帝国カードの上に置かれます。

全員が7枚のカードを選択し終えたら、製造フェイズに移ります。

製造フェイズ

製造フェイズは資源を「建材→エネルギー→科学→資金→探査」の順に産出します。

各プレイヤーは帝国カードとその上にセットされている構築済みカードの産出できる資源を確認して、今の製造ステップと一致している資源を獲得します。(構築中の資源は産出できません)

画像の場合、灰色の建材のステップなら、帝国と構築済み合わせて3個あるのでその分獲得できます。黒のエネルギーや緑の科学は、のちのステップで獲得できます。

獲得した資源は、すぐに構築中カードか帝国カードの上にセットします。1度セットされた資源は移動はできません。決めずに残しておくこともできません。

全プレイヤーの中で、今産出した資源の個数を宣言し、単独で1番多く産出したプレイヤーはボーナスとしてゲームボード上に描かれている人物トークンを1つ獲得できます。

資源の上部に描かれている人物のアイコンです。科学はどちらか1人を選んで獲得します。

構築中カードの資源コストが全て埋まると、構築が完了します。

資源や人物トークンは置き場に戻します。

構築完了ボーナスがあればそれを獲得します。

帝国カードの右上に資源が見えるようにセットします。

帝国カードの上に資源が5つ溜まったら、すぐに「クリスタリウム」という赤いキューブの資源を獲得します。

この資源はどの色の資源にも代用できるワイルドのような資源です(人物トークンの代用はできません)。いつでも構築中カードのコストへセットできます。

クリスタリウムは帝国カードの上に何個でも置けます。

ゲームの終了・勝敗

4ラウンド目が終了したら、ゲームも終了し得点計算をします。得点には種類があります。

  • 「不変」勝利点:構築したカードに書かれている点数のみ
  • 「コンボ」勝利点:特定のタイプのカードの枚数によって点数が加算される
  • 「将軍」勝利点:将軍トークン1枚につき1点になります。また、所持している将軍トークンの数によってが点数が加算されるものもあります
  • 「投資家」勝利点:投資家トークン1枚につき1点になります。また、所持している投資家トークンの数によってが点数が加算されるものもあります

クリスタリウムや資源は勝利点をもたらしません。構築中カードが残っていても勝利点には影響はありません。

最も多くの勝利点を獲得したプレイヤーがゲームの勝者になります。

スリーブ

このゲームのカードサイズは「65×100mm」と特殊なサイズです。帝国カードを含めると全部で155枚あります。

おすすめのスリーブは、「ウルトラプロ 65×100mmサイズ用スリーブ」です。1袋50枚入りなので、帝国カードを除くなら3袋で足りるのですが、悩ましいところです。

おわりに

ドラフトによって運要素を弱めて、自分の行動を選択しやすくなるのはとても面白いです。

最初に配られる帝国カードによって、自分が有利に産出できる資源がわかるので、どういった発展カードを集めた方がいいのか、足りない資源をどう補うのか、何点かに集中するのか全体的に集めるのか、序盤の方である程度指針が決まると思います。

後半になると資源の産出が増えて、構築できるカードも増えたり、勝利点へ繋げるために人物トークンやコンボのできる色のカードを集めたりと、僅か4ラウンドの間に様々なことを考えなくてはいけません。

場のカードが公開制なので他プレイヤーに妨害されたりもしますが、それを読んでドラフトで対策するのが主な攻守になると思います。

ゲーム自体は慣れてくるとあっさり終わるのですが、ドラフト時に悩んだりしますのでちょっとした時間制限を設けるのもいいかなと思います。

このゲームには、2人専用のルールやソロモード、シナリオソロモードがありますので、何度でも飽きずに楽しめます。また、拡張版も出ているので、さらに楽しさの幅が広がります!

私なりの評価ですが、

  • 良い点

    ドラフトによって自分の戦略が見出しやすい。

    後半になるにつれて行動が増えて行くのが面白い。

    短く感じるが拡張を含めるとシナリオがあったりするので何度でも楽しめる。
  • 悪い点

    リサイクルし過ぎて構築できるカードがなくなると、割と詰む。

まだ数回しかプレイしてなく、拡張もプレイしていないのですが、現状私が思うところはこんな感じです。

資源が偏り、それに特化した発展カード集めるのはいいのですが、後半になると今度は特化した資源が溢れて、手持ち無沙汰になったりすることもあります(私の経験談笑)

満遍なく広げ過ぎず、一点集中し過ぎるのも効率や生産性が悪くなるので、どこでどの資源とカードを起点にするか見極めが大事だと思います。

プレイ記事やソロプレイ、拡張でのプレイも今後ご紹介します!

最後までご覧いただきありがとうございました。

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