バビロニア:レビュー

ボードゲーム

はじめに

こんにちは、りんご飴です。

皆さんはバビロニアと聞くと何を思い浮かべますか?

チグリス・ユーフラテス川やバビロンの大富豪ですか?

私は金髪で金ピカの鎧を着た傲慢な王や宝石に目がない女神や暗い冥界で死者を導く女神などを連想してしまいます。きっとFGOのやり過ぎですね笑

今回ご紹介するのは、「バビロニア」という、血で血を洗う聖杯戦争のような接戦を楽しめる陣取りゲームをご紹介します!

ゲーム概要

プレイヤーはバビロニア帝国の統治下で、自分たちの派閥の繁栄を目指します。

チグリス・ユーフラテス川を周辺に自分たちの派閥コマを上手く繋げ、勝利点を最も多く獲得したプレイヤーの勝利となります。

作者は巨匠ライナー・クニツィア氏で、「チグリス・ユーフラテス川」というボードゲームも過去に作成しております。

ルールは簡単ですが得点計算の処理が多く、混乱する場面もあると思うのですが、やることはシンプルに自分の手札のコマを規定の枚数ボードに置くだけです。

ですが、シンプル故に奥深く、置いた先が相手の有利になったり、高得点を狙おうと繋いでいたら妨げられたり、相手との陣取り攻防を存分に楽しめるゲームでもあります。

ゲーム名 バビロニア(Babylonia)
プレイ人数 2〜4人
プレイ時間 60分
対象年齢 14歳以上
ジャンル 陣取り・エリアマジョリティ
ゲームデザイナー ライナー・クニツィア
販売時期 2020年8月6日(日本語版)
販売元 アークライト

内容物

  • ゲーム盤:1枚
  • 土地タイル:32枚(都市タイル19枚・農地タイル13枚)
  • ジグラットカード:9枚
  • 派閥コマ:120個(30個×4色)
  • ジグラット:5基
  • 得点マーカー:4個(各色1個)
  • スタンド:4台
  • ルール説明書:1冊

ゲームの準備

1.テーブル中央にゲーム盤を置きます。プレイヤー人数に応じて使用する範囲が異なります。

  • 4人プレイ時:ゲーム盤全体を使う
  • 3人プレイ時:ゲーム盤中部と南部を使う
  • 2人プレイ時:ゲーム盤中部と北部を使う

2.ゲーム盤のジグラットマスにジグラットを1基ずつ配置します。次に土地タイルを全て伏せてよく混ぜ、ゲーム盤の各マスに1枚ずつ配置します。こちらもプレイ人数によって変動します。

  • 4人プレイ時:全てのジグラットと土地タイルを使う
  • 3人プレイ時と2人プレイ時は下記の画像の通りです。

3.ジグラットカードの①〜⑦をゲーム盤の脇に並べるか、選択ルールとして⑧、⑨も含めてシャッフルし、その内から2枚を選んで取り除き、残った7枚を並べます。

4.各プレイヤーは自分の色を決めて対応するスタンドと派閥コマと得点マーカーを受け取ります。派閥コマを裏向きで全てシャッフルし、いくつかの山にして側に置きます。その中から5枚ランダムで取ってスタンドに立てかけます。

※ジグラットカードについては後述します。

ゲームの流れ

親プレイヤーをランダムで決め、時計回りの順でプレイします。

手番プレイヤーは次の3つ手順を順番に行って、手番を左隣のプレイヤーに渡します。

  1. スタンドから派閥コマをプレイする
  2. 都市やジグラットの得点計算を行う
  3. 手札の補充をする

1.スタンドから派閥コマをプレイする

手札からコマを出すには選択肢が2つあります。

選択肢A:派閥コマを2個プレイする(貴族コマまたは農民コマ、またはその両方)

選択肢B:農民コマを3個以上プレイする

空いているマスならどこにでも配置できます。離れていても構いません。

最初の手番

ゲーム開始時の最初手番のプレイヤーは派閥コマを1個しか配置できず、次のプレイヤーは派閥コマを2個しか配置できません。(つまり選択肢Bを選べません)

※ よく見落とされやすいルールになりますので、特に注意して下さい。

川マスに配置するとき

川マスに配置するときは、どのコマでもいいので後悔せずに伏せておきます。

ただし、選択肢Bを選んだら川には配置できません。(つまり農民を一気に3個も川へ配置できません)

選択肢Aの場合、1個または両方を川へ伏せて配置できます。

ジグラット

ジグラットに隣接するマスへ配置するたびに1勝利点獲得します。また、他のジグラットに隣接する自分の派閥コマを配置していたら、その分も勝利点を得ます。

置くたびに自分のコマが隣接しているジグラットの数を計上します。

農地タイル

農地タイルを獲得するには、隣接するマスに自分のコマをどれでもいいので配置し、農地タイルのあるマスに農民コマを配置して、そこのタイルを獲得します。

2.都市やジグラットの得点計算を行う

手番プレイヤーが都市タイル・ジグラットに隣接するマスを包囲したら、得点計算を行います。

都市タイルの包囲

都市タイルに隣接する陸マスを全て埋めたら得点計算をします。

A.貴族コマによる勝利点

都市タイルのアイコンを見て、そのマスに隣接してアイコンに該当する全てのプレイヤーの得点計算をします。(他プレイヤーがタイルを獲得した時も自分のコマがあれば計算します)

一致するアイコン1個につき2点です。自分のコマが繋がるところまで数えます。

B.都市タイル獲得による勝利点

包囲された都市タイルの周囲で、最も多くの派閥コマを置いたプレイヤーが、その都市タイルを獲得します。

その後、各プレイヤーは自分が保有している都市タイル1枚につき1点獲得します。

こちらも誰かが獲得しても、自分が都市タイルを持っていたら計算します。

ジグラットの包囲

ジグラットに隣接する陸マス全てが埋まったら、得点計算をした後に最も自分の派閥コマを配置しているプレイヤーが、ジグラットカードから好きなもの1枚を選んで、自分の前に表にしておきます。

もし、コマが同数の場合は、誰もジグラットカードを獲得することはできません。

3.手札の補充

手番終了時に手札が5個になるように、自分が作成した山からランダムで補充します。

ジグラットカードの効果で、7個になるまで補充できるなら補充します。

ストックの山がなくなったら、スタンドの手札だけでゲームを続けます。

ジグラットカードの効果

ジグラットを包囲して、最多のコマを置いたプレイヤーは、ジグラットカードから好きなものを1枚選びます。

ジグラットカードの①と②は1回限りで、それ以外は永続的に効果が続きます

①:直ちに「10点」獲得して、カードを恨む気にします。

②:手番が終了し、手札を補充したらこのカードを裏返して、自分の手番をもう一度行います

③:スタンドに7個まで補充できます。

④:貴族コマを出す時、異なった種類を3コマで表にして配置できます。(川には置けません)

⑤:農民コマ3個以上に加えて、貴族コマを1個表にして配置できます。(川には置けません)

⑥:農地タイルに貴族コマを他のコマが隣接していなくても配置できます。

⑦:都市タイル獲得時や農地タイルの効果で勝利点を得る時、保有する都市タイル2枚につき1点加算されます。

⑧:都市タイル獲得時の貴族コマの計算をする際、中部の空きマス全てが繋がっていると見なします。(他のコマに分断されたら繋がってはいません。あくまで隣接している空きマスです)

⑨:都市タイル獲得時の貴族コマの計算をする際、全ての川マスの空きマスが繋がっていると見なします。(他のコマに分断されたら繋がってはいません。あくまで隣接している空きマスです)

選択ルール

このゲームを何回か遊んだことがあるプレイヤーだけで遊ぶ場合、全員の合意があれば次の選択ルールをお勧めします。

①〜⑦に加えて、⑧と⑨を混ぜて全てシャッフルし、そのうちから7枚引いて残りを箱に戻す。

ゲームの終了・得点計算

ゲーム終了の条件は2つあります。

  1. 派閥コマが枯渇している手番プレイヤーが、スタンドにある最後のコマを配置した手番の終了時
  2. ゲーム盤に残っている都市タイルが1枚以下になった手番の終了時

終了条件はどちらも手番の終了時なので、突然終わったりする場合もあります。

ゲーム終了時に獲得している勝利店が最も多いプレイヤーの勝利となります。複数いたらその中で最も多く都市タイルを獲得しているプレイヤーの勝利となります。

おわりに

このゲームは中盤から後半にかけて、一気に点数が伸びたりして、思わぬプレイヤーが点差をつけてくることもザラです笑

自分がコツコツ繋いでいった道を途中で塞がれたりもするので、長い道を繋げようとするなら注意が必要です。

また、都市タイルを獲得すると他のプレイヤーの得点も伸ばしてしまいますが、そこのデメリットを上手く活かしてタイル獲得をすれば、ぐっと得点は伸びるはずです。

冒頭でも書いたように、このゲームは得点計算がよく発生しますので、忘れないように一つ一つゆっくり計算していくといいと思います。

ジグラットカードの⑧や⑨(陸や川の連結)は非常に強力ですが、それに頼らなくても勝てるので

あまり偏りなどは起きず、陣取りゲームでは一番好きな作品です!

最後までご覧いただきありがとうございました!

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