Amalfi(アマルフィ):レビュー

ボードゲーム

はじめに

こんにちは、りんご飴です。

今回ご紹介するゲームは、「Amalfi(アマルフィ)」と言う重量級なワーカープレイスメント系のゲームです。

こちらのゲームは、私がブログを書き始めたと同時にTwitterも始め、日頃色んなゲームの情報を集めている時に見かけたゲームでした。

このゲームのレビューやプレイの呟きをたくさん見てその面白さやゲーム性に魅了され、予約を逃したけど京都のイエサブで偶然店頭で買えたという思入れ深いゲームです笑

ゲームの概要

プレイヤーはイタリアのアマルフィの商人となり、交易を繰り返しながら文化に投資をし、歴史上の人物たちの力を借りたりして街の発展を目指します。

ゲームとしてはワーカープレイスメントのメカニクスを採用しています。

特徴的なのはワーカーでもあり資源のトークンの役目でもある「船コマ」です。

全4ラウンドでゲームは終了します。各ラウンドはアクション、食糧、決算・準備フェイズで構成されています。

アクションフェイズでは、海図を拡張して交易を増やし、芸術・文芸・建築などに投資をして勝利点を集めます。

食糧フェイズでは、造船などで増えた船コマの分より多くの食糧を必要とします。

決算・準備フェイズでは、決算カードに応じた勝利点ボーナスを獲得できます。

ゲーム終了時に最も多くの勝利点を獲得したプレイヤーが、街の発展に最も貢献したアマルフィの商人として勝者になります。

国内初の重量級ゲームと言われていますが、値段が高く現在はなかなか手に入りづらいようですが、アートワークやコンポーネントも素晴らしいゲームです。

ソロプレイもあり、Twitterでは300点以上の高勝利点を目指すプレイヤーの投稿も多く見られます。

箱のオモテ面はこんな感じです。幻想的な絵のタッチが目を惹きます。温かみと哀愁の両方が感じられますね。

箱裏はこんな感じでゲームの流れや概要が書かれています。

箱の側面を撮っていなくて申し訳ないのですが、サイズは他の重量級なゲームと比べると意外とコンパクトで収納にも便利です。

ゲーム名 Amalfi(アマルフィ)
プレイ人数 1〜4人
プレイ時間 90〜120分
対象年齢 12歳以上
ジャンル ワーカープレイスメント
販売時期 2020年
ゲームデザイン takeo yamada
イラスト ウラベロシナンテ
販売元 uchibacoya

内容物

  • メインボード:1枚
  • 個人ボード:4枚
  • 追加の個人ボード:4枚
  • 契約カード:63枚(絵画21枚、書籍21枚、建物21枚)
  • 人物カード:48枚(永続系22枚、アクション系6枚、即時系12枚、終了時系8枚)
  • 海図カード:29枚
  • 決算カード:5枚
  • 称号カード:9枚
  • 船コマ:68個(4色×17個)
  • 食糧コマ:4個
  • 植民地コマ:24個
  • スタートプレイヤーマーカー:1個

各種コマ類です。どのコマも丁寧に作られ、他のゲームでは見られない独自性の高いコマです。

パンの形をしているのは食糧トークンで、各プレイヤー1個ずつあります。植民地コマでゲーム終了時には得点になったり、食糧の所持数を増やすのに関係してきます。プレイヤーマーカーです。コンパス風なデザインが作品とマッチしていますね。

海図カードは勝利点を集める上で重要なカードの一つです。獲得したプレイヤーのみ、船のマークの所に自分の船コマを配置できます。「>」マークは左の食糧などのコストを支払って、右の資源を確保します(自分のプレイヤーボードの資源へその個数分船コマを配置します)。

契約カードは建築・絵画・書籍の3種類あります。こちらも勝利点を集める上では重要なカードです。中央のアイコンは獲得時のボーナスです。

人物カードは、永続系・アクション系・即時系・終了時系の4種類があります。人物カードで勝利点に直結するのは主に終了時系のボーナスですが、他のカードもゲームを進める上では有利になるので、集めておいて損はないです。ただ、終了時系などは初期手札にしかなく、各プレイヤーで強弱があるので、ゲームに慣れたらドラフトなどの採用を推奨されています。

称号・決算カードは、勝利点ボーナスに大きく貢献します。決算カードは各ラウンドごとに条件が変わり、称号カードは全ラウンドを通じて条件を満たしたプレイヤーにボーナスを与えます。

ゲームの準備

メインボードと個人ボードの2つがあり、分けて説明します。

メインボード

①.決算カードをシャッフルして、4枚表向きで並べます。残りは使用しません。

②.海図カードを全てシャッフルしてメインボードに5枚表向きで並べます。残りの山札はボードの脇に置きます。海図カードの獲得には、配置されている場所によって支払う資源を多く要求される箇所もあります。逆に一番右端の箇所は獲得時に食糧も同時に獲得できるボーナスがあります。

③.契約カードを全てシャッフルしてメインボードに6枚表向きで並べます。残りの山札はボードの脇に置きます。契約カードも同じように、配置されている場所によって支払う資源を多く要求される箇所もあります。逆に一番右端の箇所は獲得時に食糧も同時に獲得できるボーナスがあります。

④.人物カードを全てシャッフルしてメインボードに4枚表向きで並べます。残りの山札はボードの脇に置きます。人物カードも同じように、配置されている場所によって支払う資源を多く要求される箇所もあります。逆に一番右端の箇所は獲得時に食糧も同時に獲得できるボーナスがあります。

⑤.称号カードを全てシャッフルしてメインボードの脇に3枚表向きで並べます。そしてその脇に各プレイヤーのコマを1枚につき1個その脇に配置します。

⑥.メインボードの上段は共有の海図となっており、プレイ人数に応じて余ったコマで場を塞ぎます。1〜3人プレイなら、「食糧3支払い、香辛料3獲得」を埋め、1〜2人プレイならそれに加えて「食糧3支払い、小麦2獲得」の両方を埋めます。

⑦.自分の船コマをメインボード外周の「1」の所に1個置き、右下の「0」の所にも1個置きます。これは勝利点を計算しやすくするのに用います。

個人ボード

個人ボードは3層に分かれています。上段は資源スペース、中断は海スペース、下段は本国スペースと造船所を表します。

⑧.船コマを海スペースに6個置きます。

⑨.船コマを造船所の「3〜8」のスペースに1個ずつ置きます。

⑩.食糧コマを手番順によって決められた数の所(手番が1/2/3/4なら、3/4/5/6)に置きます。植民地コマは食糧ゲージの「7〜12」のスペースに1個ずつ置きます。

ターリについて

このゲームでは「ターリ」という通貨を用いて資源か各種カードを購入します。

船コマが資源や通貨の代わりでもあり、後述しますが船コマを資源スペースから海スペース、本国スペースに移動した時にターリを生み出せます。

生み出したターリは様々な物を購入できます。超過した分のターリは1ターリ1食糧に変換できます。

資源スペースから海スペースに移動したら、資源スペースに記されている分のターリを獲得します。

海スペースから本国スペースに移動したら、どんなものにも使える3ターリを獲得できますが、本国スペースに移動した船コマは次のラウンドになるまで使用できません。

ゲームの流れ

各ラウンドはアクション、食糧、決算・準備フェイズの3つで構成されています。

スタートプレイヤーから手番を迎え、手番では1つのアクションを実行して時計回りに隣のプレイヤーに手番を移します。

1.アクションフェイズ

アクションはメインとフリーの2つがあり、各プレイヤーはメインの6種類から1つを実行し、全プレイヤーがパスをするまで手番を繰り返します。

フリーアクションは手番中なら任意の回数、任意のタイミングで実行できます。

メインアクション

a. 船コマの配置

船コマをメインボードか獲得している海図カードの上に配置します。

b. 海図/契約カードの獲得

必要なターリや追加コストを支払って、海図カードや契約カードを購入します。

カードに記された勝利点はゲーム終了時にまとめて計算します。

1手番に購入できるカードは1枚までです。

購入して空いたスペースは右詰めに残ったカードを移動させます。

左側に空いたスペースには、山札から新たにカードを引いて補充します。補充するタイミングは次の手番プレイヤーの開始時に行います。

c. 造船

造船所に記されたターリを支払って新しい船コマを本国スペースに移動させます。使用できるのは次のラウンドからです。支払えるコストは小麦と緊急調達だけですが、カードの効果によっては別の資源からでも購入できます。

造船のコストはラウンドによって変化します。1コマあたり1/2/3/4ラウンド目で、6/5/4/4ターリ必要になります。序盤は高コストですが、終盤に行くにつれて安くなります。

d. 人物カードを場に出す

手札からコストを支払って人物カードを場に出します。カードは4種類あり、それぞれの特性を簡単に書きます。

即時系:場に出した時に一度だけ効果を発動できます。

永続系:ゲーム中永続的に効果を発動できます。

アクション系:1ラウンドに一度だけ使用できます。使用する場合はカードを90度横向きにします。

終了時系:ゲーム終了時の得点計算に効果が発動します。

手札や場に出せる人物カードに上限はありません。こちらも1手番に2枚以上カードを出せません。

e. アクション系人物カードの発動

縦向きのアクションカードを横向きにして効果を発動します。

横向きになったカードは、次のラウンドまで効果を発動できません。

f. パス

完全にやれることがなくなったらパスをします。パスをしたらもうそのラウンドに参加はできません。全プレイヤーがパスをしたら、次の食糧フェイズに移ります。

フリーアクション

a. 人物カードを捨てて食糧カードを獲得する

手札の人物カードを捨てることで、その枚数分の食糧を獲得します。

b. 船コマを移動させて、そのターリ分の食糧を獲得する

資源スペースにある船コマを海スペースに、海スペースから本国スペースに移動させると3食糧を獲得できます。この時、資源の獲得はできません。

c. 称号カードを達成する

称号カードに記載されている条件を達成できたら、隣の船コマを称号カード上に配置して勝利点をすぐに獲得できます。

2.食糧フェイズ

食糧を獲得した後に支払いを実行します。

植民地コマの個数分だけ食糧を獲得できます。

造船所に記載されている最も大きな数字の食糧を支払います。

この時、支払いが足りない場合は、1食糧あたり3勝利点のマイナスが発生します。

3.決算・準備フェイズ

メインボードの左上にある決算カードを確認して、それに応じた勝利点を各プレイヤーが獲得します。決算後にカードを裏返してその下のカードが次のラウンドの決算カードになります。

ボード上の一番右にある契約カード2枚を捨て札にします。

空いたスペースの補充は上記と同じです。

海図カードは右端の1枚を上の共有スペースに移動させます。この海図はどのプレイヤーでも使用できます。

空いたスペースは上記と同様のやり方で補充します。

その後、全ての横向きのアクション系カードを縦向きに戻します。

スタートプレイヤーを左隣の人に渡します。

ゲームの終了・得点計算

4ラウンド目が終了するとゲームが終了します。

  • 植民地の勝利点
  • 海図、契約カードの勝利点
  • 終了時系カードの勝利点

を計算し、一番勝利点を獲得したプレイヤーの勝利です。

おわりに

船コマが特徴的だったり、やる事が多くて最初は戸惑う事があるかもしれません。

慣れてくると勝利点をもっと稼ぎたいと思いリプレイしたくなるかと思います!

ただ、他のレビューでも何件か書かれていましたが、あまりワーカープレイスメントをやった事がない人にはおすすめしづらいです。船コマのシステムがとても面白いのですが、ワカプレに慣れていない人だと混乱をしてしまうかなと思います。食糧については他のワカプレと比べると獲得しやすいので、そこの難易度は優しいかと思います。

また、決算カードか最初に配られた終了時系カードによってでしか目標を決め辛かったり、カード運によっては差が大きく生まれやすいのかなと感じます。

運要素は高めですが船コマの管理がとても重要で、場に出ている各種カードの効果を上手く活用したり他プレイヤーの動きを考えて、その中でもいかに勝利点を稼ぐかがこのゲームの醍醐味かなと思います。

ソロプレイも可能なので、近々ソロの記事も上げますのでそちらもよろしければご覧ください!

最後までご覧頂きありがとうございます!

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